こんにちは。

一昨日、精神科に行ってきました。

その2週間前はお薬が1年以上ぶりに1種類減り、体調も安定的でした。

一昨日の診察で、先生は私に言いました。

「あなたはもう治っているからね。また薬を1種類減らそう。そして、数ヶ月には通院が終わるように頑張ろう」と。

前回もお薬が減ったことに対し驚きを隠せなかった私でしたが、

今回はさらに「通院の終わり」が見えたことに対し、正直言葉が出ませんでした。

約2年間通い続けた精神科。

4件もの病院をまわり、最終的に今の病院に落ち着いた。

そこで約1年半頑張り続けてきました。

この通院生活も、終わりが来る可能性がある。

私にとってそれは目指していたことであり、

それでいてこんなに早くその時が来るとは思いもしていませんでした。

まだ確実に通院生活が終わると約束されたわけではないし、

そのために自分はさらに辛い思いをするかもしれない。

だけど、「通院の終わり」が見えただけでも、私にとってそれは夢のようであり、

でも確実に叶えたい「実現させる願い」でもあるのです。

こんな日が来ることを2年前の私は知りません。

だから言ってあげたい。

「今のあなたの辛さや苦しみが報われる時が必ず来るよ」と。

死にたいと考えた時もあった。

友達や家族を散々困らせた。

それでも私の側に残ってくれた人たちがいる。

私を支えてくれる恋人もできた。

生きていて良かったと、毎日のように思います。

本日読了した本です。

余命10年。

主人公の20歳〜最期までの生き方、心境、この期間感じた複雑な様々な思い、考え。

それらが詰まった、感動の1冊です。

私はこの本を読み終えて思います。

「どんなけ運命に抗おうとしても、運命は変えられない。寿命を知らされたら、過去ばかりでなく、未来さえも変えられない。でも今この瞬間、どう生きるかだけは変えられる。だから今を。今をこの体でしっかりと感じ切って生きたい」と。

だからもう死ぬことは考えないで生きようと思うし、

今当たり前にできると思っていることにも感謝して、そんな自分に誇りを持って

これからも生きます。

通院の終わりが見えてきて…