貞洞劇場〈青春満発〉公演紹介します! | 韓国貞洞劇場公式ブログ

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貞洞劇場です笑顔

 

貞洞劇場では可能性をたくさん持っている若者たち国楽インキュベイティングをしています。毎週木曜日20時から貞洞マルで公演をしています。

 

昨日公演したペアをご紹介します。アーティスト”ダルソム”です!

 

テグム演奏者、ムン・スジさん、アコースティックギター、キム・ギュヒョンさん

 

貞洞劇場では青年国楽インキュベーティング事業〈青春満発〉を開始しました。これは公募で選ばれたチームが毎週木曜日リレー方式で公演を行います。毎月、今月のアーティストを1チーム選定して、制作資金を支援し、半年に1回選ばれたアーティストたちを集めて”青春フェスティバル”を開催します。”青春フェスティバル”で”今年のアーティスト”を選び、選ばれたチームは貞洞劇場企画公演〈制作ing〉でのパフォーマンスの機会を得ます。

 

そして〈青春満発〉の最初の公演をしてくださったのがアーティスト”ダルソム”〈スムルアホプ、シンポ〉でした!

 

”ダルソム”の特徴は女性テグム演奏者ムン・スジさんが奏でる音を中心に構成されているところです。4年前にあるフェスティバルで公演しているアコースティックギター演奏者キム・ギュヒョンさんを見て、自分の公演でセッションをしてくれないかとムン・スジさんが声をかけたことから結成されました。グループ名”ダルソム”のダルはムン・スジさんの苗字ムン(Moon)からダル(달:韓国語でダルは月、Moon)、ソムはムン・スジさんの音楽に影響を与えた留学生活を送った空間アイルランドの島という意味からサム(삼:島)をとったそうです。

 

 

テグムは韓国伝統楽器の一つで、国楽とはまた違う分野でアコースティックギターを演奏をしていたキム・ギュヒョンさんとテグムのセッションという新しい挑戦は最初はうまくいくのに時間がかかりましたが、徐々に新しい音楽の世界を作り上げられるようになりました。お互いに必要な勉強をしながら、それぞれのレベルを上げながら、ムン・スジさんがメロディーを作り、キム・ギュヒョンさんがそれに音を合わせて1曲を完成していくのが”ダルソム”の特徴です。

 

”ダルソム”の特徴についてキム・ギュヒョンさんは世界に一つもない国籍不明の音楽と言います。作曲をしながら国楽の形にはめながら音楽を作るのではなくテグムという楽器を活かしながら音楽を作っていくというキム・ギュヒョンさん。何よりもテグムとアコースティックギターの音を混ぜ合わせてできた音がとても珍しく、音の可能性がとても広いのも”ダルソム”の魅力の1つです。

 

”ダルソム”の音楽的な色を表現している曲が〈Ireland〉という曲です。今のムン・スジさんを説明するのに欠くことができないのはアイルランドへの1年の留学生活です。アイルランドの留学生活を終えて韓国に戻ってきて寂しい気持ちを表現したのがこの曲です。誰よりも情熱を持ってテグム練習をし、伝統音楽を追求していたムン・スジさんが演奏者としての夢を諦めようと心に決めて飛び立ったのがアイルランドでした。そしてアイルランドで結局自分が音楽を捨てることがないと確認したそうです。韓国へ戻ってきて、アイルランド生活を懐かしく思う気持ち、そこで奮闘しそして音楽への気持ちを再確認したという感情を込めた曲が〈Ireland〉です。

 

さらに今回の公演タイトル〈スムルアホプ、シンポ〉は年齢から来ています。29歳という意味です。今回び公演で演奏する予定の曲はチェジュ・ハプジェのゲストハウス屋上で書いた〈ハプジェオクサン〉という曲と〈ダルビョル〉〈ラン〉を予定しています。

 

韓国伝統楽器テグムがこれから国楽器としてさらに認識されるようにBGMなども使って色々と紹介できたらと思っているそうです。

 

このような形で毎週木曜日、20時から若い人たちが奏でる音楽パフォーマンスを公演しています。全席1万ウォンです。

 

韓国伝統音楽へ情熱を注いでいる若い人たちの音楽、応援してください!