今週は土曜、日曜とフル稼働。

「土日フル稼働」で思い出しましたが(笑)、ハワイでホテル建築や都市計画などに携わるアメリカ人の建築家がこう言っていました。

「成功の秘訣は仕事量だ」

「経営している身ともなれば、仕事のクオリティーは高くて当り前。あとは人よりどれだけ多く働くかだ」

彼がハワイのリゾートマンションを複数所有する典型的成功者だから耳を傾ける訳ではありません。
変に誇示する様子もなく、当たり前の様にサラッと言ってのけているが故に、逆に不思議と説得力があります。

誤解のないように、、彼はクリエイティブワーク自体時間をかければ良いものが出来る、と言っている訳ではありません。

クリエイティブワークにおける質の高さは当り前として、あとは大きな経済的成功を遂げるかどうかは仕事に傾ける時間次第だ、と言っている訳です。

67歳の彼は今も昔も6時には仕事を始め、深夜0時位までマックス働き続けるとのこと。

「アメリカ人ってワークライフバランスを大事にするんじゃないの?」

(彼)「一部の中産階級で確かにそういう事を言っている層もいるが、基本成功者は徹底して仕事づくめだよ」

...苦笑

確かにそう言われてみれば、「プロ経営者」として日本の企業再生の歴史を切り開いてきた三枝匤 氏も同様の事を著書の中で記していました。

「日本人が働き者、と言われていたのは高度成長期のこと。アメリカでは成長企業が入居しているビルの灯りが一晩中消えない」

「ことエグゼクティブ(経営者層)においては圧倒的に日本人より多くの時間働いている」

翻って私もコンサルティング会社の時は、深夜3、4時までチームメンバーと普通に会議や仕事をしてました。
平均睡眠時間が2時間程度の状況を数ヶ月続けることも頻繁でした。
というか部下など周りのメンバーにも同じ様な活動量を強いてました。。

ですが、事業会社で同じ様なノリの発言をした時の周りの反応、というかあまりにも大きな意識のギャップを感じた瞬間に、
「まだ日付が変わったばかりで明日の10時までまだ8時間あるからこれやって」
と当たり前の様においそれと言ってはいけないな、、と強く感じたものです。(普通、この感覚の方が常識だと思いますが(笑)、コンサルティング会社では非常識なんです。。)

ま、自分が長く働いている分には良いですが、周りに当たり前の様に強いてはいけない、、という至極当たり前の結論に達するのですが。。笑

ただ、、ここまでダラダラ述べていてなんですが(笑)、今再生中の靴の会社はみんなよく働いてくれます。

仕事のクオリティー、効率はまだまだ向上の余地がありますが、スゴく頑張ってくれています。

これで業績上げられなければ経営者(つまり私)が単に無能だということ。

冒頭のアメリカ人建築家の言葉を胸に刻み、会社浮上のため、この週末も目一杯働きたいと思います。