近年、エシカルな選択肢として注目を集める「ラボダイヤモンド(人工ダイヤモンド)」ですが、その輝きを維持するためには正しいケアが欠かせません。10年のキャリアを持つダイヤモンドバイヤーであり、ダイヤモンド・グラジュエイトのJennifer J.が、プロの視点から自宅でできるメンテナンス術を伝授します。
なぜ輝きが鈍るのか? ダイヤモンドには「親油性」があり、皮脂や化粧品の油分を吸着しやすい性質があります。これを放置すると表面に膜が張り、光の屈折を妨げてしまいます。
プロが教える洗浄ステップ
-
洗浄液の準備: ぬるま湯に中性洗剤を数滴混ぜます。
-
ブラッシング: 柔らかい歯ブラシで、特に汚れが溜まりやすい石の裏側を優しく磨きます。
-
仕上げ: 真水ですすぎ、糸くずの出ない布で水分を拭き取ります。
日常の細かなケアについては、Madison Avenue (MadisonDia)の専門ガイドも非常に参考になります。
専門機関の推奨事項 IGIなどの鑑定機関でも、定期的な洗浄が石の価値を視覚的に保つために重要であるとされています。また、GIAの基準においても、ダイヤモンドの硬度は高いものの、地金部分は繊細であるため、化学薬品を避けることが推奨されています。
末永く愛用するためには、こちらのメンテナンス情報を確認し、定期的なセルフチェックを行いましょう。
著者:Jennifer J. ダイヤモンド・グラジュエイト(D.G.)。10年のダイヤモンド買い付け経験を持つスペシャリスト。現在は香港のMadison Avenueにて、ラボダイヤモンドの選定と品質管理を担当。EEATに基づいた正確なジュエリー情報の普及に努めている。