テレビ番組の感想文「チョイ住みin香港」 | 香港道楽 弐番館

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永遠のパートナー太之輔との香港旅行が、いつしか太子の両親も一緒の親子旅行に♪いつまでも全員元気で行けるといいナ♥プロフィール画像は太子と太子父のチェックイン風景です


前回の記事の余勢を駆って、テレビ番組の感想文をもう一本。
お題はNHKの「チョイ住みin香港」。
放送日(7月1日)からいささか時間が経っておりますので、「今さらかよ」という声が聞こえてきそうではありますが。

香港に住むように滞在。
「あーいいよね。アコガレだよね。いつかそーいうことしたいよね」などと常々話しているウチの奥さんとワタクシであります。ので、「チョイ住みin香港」は非常に楽しみにしておりました。
が、実際に放送された番組の内容は、期待を少なからず裏切るもので。

え、空港着いて、いきなり5万円も両替しちゃうの?
エアポートエクスプレスの乗車券、ひょっとしたらSingle Journey Ticketを2枚?いやいや2人ならGroup of 2 Ticketだろー。
と、冒頭から突っ込みどころ満載。
レストランで食事後、支払い伝票を見たらありゃまあビックリの高額請求。「やっちまった感」がテレビの画面からもヒシヒシと。
自炊しろとは申しません。そもそも香港ってそーいう場所じゃないし。でも一日くらいは外で何か買って来て「部屋飲み」みたいなことをして欲しかったなー。
美容室やPMQなんかより、深水埗の時間をもっと割いてくれーい。

いいシーンもありました。
現地のスーパーマーケット(wellcome)に行って洗剤やタオルを買ったり。
突然の豪雷雨でガラガラガッシャーン!も良かったー。臨場感があって好きだわー。
あーそれにしても「テケテケテケテケ!」という信号音が懐かしい。

全体的な感想。
そもそもこれって「チョイ住み」ではないよね。「滞在先がアパート」というだけの海外旅行。
いや、それより何より、この番組で致命的によろしくなかったのは、旅人のお二人が、あまり楽しそうに見えなかったこと。

旅人は、はあちゅうさんと南明奈さん。
世俗な事柄にいろいろと疎いワタクシとて、さすがに南明奈さんは知っておりましたよ。けれど、はあちゅうさんは存じ上げませんでしたのでwiki等で調べさせていただきました。
なるほど、方向性のかなり異なるお2人の組み合わせってわけね。
意図としては了解です。
でも結果としてはどうでしょ。
べつにはあちゅうさんが悪いわけでも南明奈さんが悪いわけでもないのです。よろしくなかったのは組み合わせ。
最初から最後まで、お互いに気を使い合う関係のまま、あんまり打ち解けることなく終わっちゃったなぁという感じで。
これがまた違う人との組み合わせだったらとは思わずにいられません。
はあちゅうさんと、べつの誰か。南明奈さんと、別の誰か。

公式サイトの中にあるインタビュー記事を読むと、あ、お2人とも意外と冷静かつ客観的な物の見方をしていたんだな、「チョイ住みらしからぬ」という部分を自覚している部分もあったんだな、ということが分かります。だからあるいは制作サイドが番組のパターン打破みたいなものを画策して敢えてこうした編集にしたのかも―なんて考えたり。

インタビュー記事では、お2人ともに「楽しかった」とおっしゃっています。それは「演者」という立場からそう言わなければならないところも多分にあったのかも知れませんけど、ホンの僅かでもいいからホンネで「楽しかった」という旅の思い出が残っておりますことを願ってやまないワタクシなのであります。

あ、なんだかんだ言いながらこの番組けっこー好きなんじゃないのオレ。

ところで。
話はゼンゼン変わりますけど南明奈さんって、すごく可愛い人なんだね。
装いは常にオシャレだし、カメラが向けられたときの自然な笑顔とかはさっすがプロ。
個人的には好感度アップです。
番組中、最もフォトジェニックだったのは、南明奈さんだったかも…って、こーいうこと書くと後でウチの奥さんに怒られるんですけどね。

公式WEBサイトには、放送された以外で訪れた場所やお店などの写真も出ており、個人的にはそっちのほうがすごく気になります。
カットされた部分だけを再編集したバージョンを放送してくれないかなぁ。
名付けて『チョイ住みin香港:Side-B』。
ダメ?

(太之輔)