一昨日の晩でしたか「たまにはなんか書きなさいよ」という声がネットのはるか彼方からかすかに聞こえたような気が。
そーだよなー。ウチのブログ、この時期はいつもほぼ放置状態だもんなー。
ので、たまにはなんか書くことにします。
海外旅行にまつわるヨモヤマ話をいくつか。
「なぜ香港にばかり行くのか?」
そんな質問を受けることがたまにありまして。
「もっといろんな国に行ったほうが楽しいのでは?」
興味深いことに、聞いてくる人のほぼすべてが似たようなことをおっしゃるのですよね。
そこで逆に「ならぱアナタ様は、さぞやいろーんな国を回っていらっしゃるんでしょうね?」と問うてみれば、「いや、海外には行ったことないけど」とか、「新婚旅行のときいちど行っただけだけど」みたいな人ばっかり。
そーいうヒトだから、こーいうコトを聞いてくるわけですよね。
でも、そーいうヒトに、こーいうコトを説明するのは、ホントに難しい。
なぜ香港にばかり行くのか?
「べつに理由なんかないっす。ただ行きたいなーと思うから行ってるだけ」
じつはこれが真実。敢えてもう少し付け加えるならば「あの雰囲気に浸りたいから」ということになりましょうか。
当ブログを訪れていただいている方々であればおそらくこの気持ち、ご理解いただけようかと思うのです。けれど香港に行ったことすらない人にこれを説明するのは「ホントに難しい」どころではなく、ほとんど無理。
そこで人から「なぜ香港にばかり行くのか?」と聞かれた際は「手っ取り早い」かつ「誰でも分かる」かつ「無難」に「食事ですかねー」と答えることにしています。「匂いとか、やっぱ日本とは違うんですよー」とか付け加えれば、そのリアルさも一層。
リアルさってなんだよ。
いずれにしても、「まったくのウソ」というわけじゃないしね。
しかし、ときとしてこれが思わぬ混迷を生むことが…。
次週に続く。
(太之輔)