2014年06月_香港旅行デジモノ記【その4】SIMカードの話 | 香港道楽 弐番館

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永遠のパートナー太之輔との香港旅行が、いつしか太子の両親も一緒の親子旅行に♪いつまでも全員元気で行けるといいナ♥プロフィール画像は太子と太子父のチェックイン風景です

やっぱ香港の空港に着いて早々に電話が使えると、何かと便利。
なので今回もまた、次回の香港旅行で使うためのSIMを購入しておくことにしたのです。

入手先は例によって「深水埗」の屋台。
去年買った「今年用のSIM」はPCCW。
いろいろなSIMを試してみたいので、今年買う「来年用のSIM」(ああ、ややっこしいなぁ)は、別のものを…というつもりだったのですが、信頼性や機能、価格など総合的に考えると、どうしてもまたPCCWになっちゃいます。
定価48ドルのところ屋台では18ドル。データ通信にも対応。
どー考えても安い。

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上の写真、左が昨年(2013年)、右が今年(2014年)買ったもの。
見ての通り基本的には同じ製品ですが、パッケージの表紙に書かれている内容がやや変わっています。
2013年版はWiFiのホットスポットの利用が「30分まで無料」となっていましたが、2014年版ではFree。
「1日/28ドル」のデータ定額で使う場合、2013年版は容量制限が500MBのところ2014年版では2GBにアップ。
同じ製品であっても、こうのように仕様が変更されていることがありますから、使う前にはよく確認したほうがいいですね。
2014年版の一部にボカシが入っているのは、ここに電話番号がマジックで書かれているから。まあ晒したところでどうってことないのですけど。

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今回の旅行においてメインで利用したSIMが上の写真。
「中国移動香港(CMHK)」の製品です。
自分にとってまったく知らない銘柄でしたので、「これ大丈夫?なんかパッケージも地味だし…」と最初はやや疑っていたのですが、もちろん何の問題もありませんでした。
購入金額は「深水埗」の屋台で38ドル。しかし翌日には35ドルの店を発見。
「買った翌日には必ず何ドルか安い店が見つかる」
これって「深水埗あるある」だよね。
購入時にはSIMのサイズに注意。自分が買ったのは「ノーマルSIM/マイクロSIM」の共用タイプ。このほか「ナノSIM」が存在します。
とにかくこれで四日間のデータ通信が使えるわけですから、かなりオトク。
最初は「データ通信は使い放題」かと思っていたのですが、帰国後調べたところ「1日あたり1GBまで」という制限があるようです。
まあ十分ですけど。
とくに今回はホテルのWiFiと併用でしたから、まったく不足は感じませんでした。
さてこのSIMカード、データ通信はいいとして、通話をメインに使う場合は少しばかり気を付けたほうがいいかもです。
プレチャージが10ドル分しか入っていないので。
開通するとすぐ管理費として2ドル引かれるので、実質的には8ドル。
説明書きによると、香港内での通話料は1分あたり0.1ドル。
ということは、8ドルで80分。
当家の場合はこれで足りましたが、長電話する人はどうでしょ?
着信時にも同額かかることを忘れちゃいけません。

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説明書きによると、開通作業はどこかへ電話、あるいはSMSを送信、あるいは無料の193 193へコール。
自分はいつも最初に残高確認をするので、これで自動的に開通作業も完了。
ちなみに残高確認は*#130#。
少々てこずったのは、APNの設定。
SIMのパッケージに記載されたAPNは"CMHK"なのですが、なぜかこれでは繋がらないのです。
幸い今回はホテルのWiFiが使えましたから、そちらに接続してWEBで調べたところ、APNは"Peoples.net"。他の設定項目は空欄。
調べている過程で出てきた他のWEBサイトの情報によると、「中国移動香港(Peoples)」は「中国移動」に買収されたという経緯があるとか。
ああなるほど、だからAPNに"Peoples"の文字が入っているんだね。
ちなみにですが、「APNは"CMHK"でOK」という報告もあるようです。
ま、"Peoples.net"か"CMHK"、どっちか試せば繋がるでしょ…と最後はテキトーでスマソ。

(太之輔)