2014年06月_香港旅行記【その41】YHA美荷樓青年旅舍 | 香港道楽 弐番館

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永遠のパートナー太之輔との香港旅行が、いつしか太子の両親も一緒の親子旅行に♪いつまでも全員元気で行けるといいナ♥プロフィール画像は太子と太子父のチェックイン風景です

6番のバスを「北河街」で下車。
この旅二度目の「深水埗」です。目的は「YHA美荷樓青年旅舍」の下見。
新たに「深水埗」に宿泊施設が出来た―そんな情報をキャッチしたので「実際に見てみよう」と、旅行前から決めていたのです。
「YHA美荷樓青年旅舍」は、もともと公共住宅だった建物をリノベーションしたもの。
ホテルではなくユースホステル。事前の調べによると、バスタブはなくシャワーのみ。冷蔵庫も置かれていないとか。まあそういうランクの宿。でもワタクシ太之輔にとって「深水埗」に泊まるのは長年の憧れ。それが叶うのなら、多少のことには目をつぶる所存です。
そう、かなりマジで「来年はここに泊るか!」と考えていたのですよ。

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「北河街」から「桂林街」を右に折れ、「青山道」のほうへと進みます。
突き当たったところで左前方を見れば、「YHA美荷樓青年旅舍」の特徴的なオレンジ色の建物がありました。
とくに複雑なルートではありません。場所としては分かりやすい部類。
しかし、建物が見えてからがちょっと面倒。「青山道」を渡った後、右方向へグルリと回り込み、最後はゆるい坂道を上らなければならないのです。
もしこれがキャスターバッグを引っ張りながらだとしたら、ちとツラいかもなー。
地下鉄「深水埗駅」からそう近いわけでもないし。
うーん、ここに泊まるのは再考したほうがいいかも。
いずれにしても、現地視察は正解でした。こーいうことは実際に経験してみないと分からないので。

こちら「YHA美荷樓青年旅舍」は、宿泊だけでなく「美荷樓生活館」と称する展示施設も併設されています。
正直、あまり期待はしていなかったのですが、これが思っていた以上に面白い!
公共住宅だったのころの建物の内部が再現され、年代ごとの室内の変遷が分かるようになっています。当時の様子を写した写真パネルのほか、乗り物の切符、ミシンなど、さまざまな生活用品の展示もあり、非常に興味深い内容なのです。
香港好きなら、ここは見ておいてソンはありません。入場無料だし。
帰国後、両親も「あそこはよかった!」と言っておりました。

「YHA美荷樓青年旅舍」にはカフェもあります。
「そこでお茶でも」というのが当初の予定。
ところが「いまはダメ」と、スタッフらしき人に行く手を阻まれます。
え、テレビ番組の収録中?
ありゃま。

(太之輔)