NOKIA N900顛末記01~購入編 | 香港道楽 弐番館

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永遠のパートナー太之輔との香港旅行が、いつしか太子の両親も一緒の親子旅行に♪いつまでも全員元気で行けるといいナ♥プロフィール画像は太子と太子父のチェックイン風景です

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先日書きましたとおり、「香港旅行記2012年版」はしばらく先になりそう。
ので、その間を埋めるべく小ネタをひとつお送りしたいと思います。
香港とはまったく無関係の話というワケでもございませんで…。
 
コトのはじまりは昨年11月の香港旅行でした。
そこで遭遇した出来事が、帰国後もずっと頭の隅にモヤモヤと燻り続けていたのです。
…どうしてSoftBank X02NKからキャセイのモバイルチェックインが出来なかったんだろう…?
Pacific CoffeeでPCを借りてのWebチェックインは、まったく問題なく行えました。ということは、ひょっとして原因は端末側のせい?そんな疑念もチラと脳裏をよぎります。
かつては高性能で名を馳せたX02NKではありますが、寄る年波には勝てません。スマホとしては、さすがにもうかなり旧式の部類。
香港用の端末、そろそろ買い替えるかな…。
そんなことを考えるようになったのが昨年の暮れあたり。
で、調べはじめてすぐ目にとまったのがNOKIA N900だったのです。
えっ、NOKIAからこんなのが出てたの?
詳しい方々からは「なにをいまさら」とか言われちゃうかも知れませんけれど、自分はゼンゼン知りませんでした。
こんなこと書くと、大して事情通でないことがバレちゃいますねぇ。
まあそれはともかく。
写真で見るN900は、NOKIAにしては地味目のデザイン…と油断させておいて、じつはスライド式キーボードが出てくるというオサレな仕様。
最初から日本での発売は想定されていなかったようで、基本的には日本語未対応。でもWEBサイトの日本語表示はデフォルトでOKとか。
また、何かアプリを入れると日本語入力も可能になるみたい。
もちろんSIMフリーなので、香港でプリペイドSIMによる運用も無問題。
発表されたのは2009年8月といいますから、すでに新鋭機とはいえません。しかしそのおかげで価格はこなれており、たとえばオークションを覗くと中古で15,000円前後とまあまあお手ごろ(現在はもっと安くなっているようです)。
これ、いいじゃん!
じつはほとんど一目惚れでした。さして深く考えることなく購入へ向けて動き出したのです。そのおかげで入手してから苦労させられることになるのですが。
 
あちこち探し回った結果、やっと手に入ったのは今年の二月。個人の方から中古を譲り受けました。
N900本体とバッテリー、紙箱、取扱説明書、ACアダプタ、USBケーブル、AVケーブル、イヤホンなど一式セット。それに未使用の液晶保護シートまで付いて、送料を含め支払った金額は14,000円ほど。
数日後、手元に届いたN900は、「あまり使っていません」という説明の通り、なかなかの美品でした。
 
初めて手にするNOKIA N900。想像していたより仕上がりが良く、ズシリとした重さが心地ヨイです。
そんなわけでハードウェアとしてはとても気に入ってしまったのですが、頭を抱えることになったのは起動してから。
え?なにコレ?どこをどーすりゃいいの?
N900は、これまで使ってきたX02NKと同じNOKIA製。だから使い方なんかそんなに変わらないんじゃね?というとても安易な考えが、そもそもの間違いでした。
よくよく調べてみたら、N900ってかなり実験的な位置づけの製品とか?
そんなこと、買ってから知ってどーすんだ。
なんだか、とんでもないシロモノに手を出しちゃったみたい。
この段階で、やっとそれに気がついたのですが、もう後には引けません。
こーいうとき頼りになるのは、やっぱりWEB。
日本国内にもN900のユーザーさんは多数おられ、おかげ様でたくさんの有益な情報を得ることか出来ました。
あとは習うより慣れろの世界。
画面上のアイコンも何もないところをタップするって、いったいどーいう仕様だよ?
などとブツブツ言いながらも、あちこち押したり引いたりしているうち、なんとなく分かったよーな気になってくるから不思議です。
 
(太之輔)