下肢装具カンファレンス2018の記事です。面白いです。
装具への意識は病院での差があります。まったく使わない、知らないって病院もあれば、研究をして結果を出している所もあります。
装具が全てではないですが、装具というツールが使えれば治療の幅も広がると思います。
しかし、実際に院内での取り組みとして装具を作るようにする!といってもシステム作りが大変だなって感じることがありました。こちらの記事で遠藤先生が行ったやり方は参考になると思います。
どうしても各自での知識や技術には差が出てしまうので、個人での判断は危うさがあります。
そのため、脳血管患者は全て装具回診にかけて判定をしているとのことです。
このシステムであれば多人数での判断ができるので早い段階での作製が可能になったとの事です。
教育的な側面もあると思いますのでスタッフのスキルアップが図れ、長期的な効果も出てくるものと感じます。
しかし、さらっと書いてありますが、なかなか難しい事もあるだろうな感じています。業務量が増える中でどのようにして負担を減らしていったのかは気になる所です。
装具の卒前、卒後教育が不十分とされています。改善を目指していくには効果的なシステム作りが必要だなと感じます。