JELLYGIMMICK Chronicle

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幾何学おもちゃとか多面体おもちゃとか、、その他いろいろ

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本日はドイツの幾何学おもちゃ/多面体おもちゃである「Triamant(トライアメント)」をご紹介致します。


こいつです。

トライアメント

上から見た画像です。八角形ですね。


横から見ると

トライアメント

こんな感じです。大きさはお馴染みの単三乾電池と比較してください。


この形に多面体として正式な名前があるかわかりませんが、カラフルなダイアモンドみたいな印象です。


表面が少しザラついたプラスティックで成形されており、一つのピースは比率の異なる2等辺三角形2つと直角三角形2つで構成された四面体となっています。


ピース間はエッジで「布」で連結されています。

トライアメント

当ブログでもご紹介した「吉本キューブ」や「スタービックス」に見られる「シールでピースを両面から挟み込み連結する」、「スヌープキューブ」の「糸でピースを連結する」方法とも異なる、「布をピースで挟み込んで連結する」という形式を取っています。

このおもちゃは色合わせのパズルの類ではなく、「マジックスネーク」と同系の「形状を構築する」タイプなります。


「バサッと」展開します。

トライアマント

真ん中にいるカメは当店のイチオシアイテム・レプタングルズのピースです。
最近ご無沙汰なのでカメオ出演していただきました(笑)


ぱっと見「カライドサイクル」みたいな感じです。

不勉強で良くわからない部分が多くて恐縮なのですが、こいつはひょっとしたらカライドサイクルの亜種というか一種というか、ヴァリエーションなのかもしれません。

ここではカライドサイクルについての説明は割愛させていただきますので、興味のある方は検索してみてください。クルクル回るやつです。


で、布で連結したピースを動かして形を作って行くのですが、もちろん「正解」などあるわけでは無く、さらにマジックスネークの様に動物やら何やら具体的な形が作れる訳でもなく、不規則な四面体で構成された非常にアブストラクトな立体物を構築していくことになります。


一例をお見せします。

トライアメント

トライアメント

トライアメント

トライアメント


とりあえずこんな感じです。

可動部が布一枚で、一定の角度で固定する事も出来ないため、ちょっとキマリが悪い感じがあります。

ひとことで言うと、「プラプラ」した感じです。

またピースそのものが非常に不安定な形をしているのもあり、安定した形を取らせるのがなかなか難しくもあります。

トライアメント

トライアメント

トライアメント

トライアメント


可動部で一定の角度で固定出来るか、ピース同士が引っ付けば状況はかなり変わるかと思うのですが、安定した形状を取るのになかなか手間がかかります。
大事な事なので表現を変えて2回書いてみました(笑)

何らかの形を作るというより、形がうまくまとまり落ち着く地点を探すパズル玩具みたいな感じになっているなあと、久々にいじってみて思いました。

そういう観点では結構おもしろい玩具です。



ネットで下の画像を拾いましたので貼っておきます。おそらく公式の画像だと思います。

うまくいけばこんなに、250以上の抽象的かつ前衛的な形状を構築できます。


Triamantはドイツの「Toyamont」という会社の製品で、「Triamant」のホームページのコピーライトが2004となっており、わたしが当該製品を入手したのもそれぐらいの事だったと記憶しているので、2004年頃の製品かと思われます。

「Triamant」のホームページはこちらです。

ギャラリーや理論などが掲載されており、結構充実した内容ですので気になる方はごらんください。もちろんドイツ語か英語です。

わたしがどういう経路で購入したかまったく覚えていないのですが、当時(2004年ごろ)名古屋の東急ハンズの文具売り場にも置いてあったので、どこかの会社が輸入販売していたものと思われます。

パッケージに何らかの情報が記載されている筈なのですが、ちょっと探しても出てこなかったのですみません。


ネットで検索したら現在は販売を終了してしまっていますが、MOMAのオンラインストアでも販売していたようです。


色は今回ご紹介した「4色」の他に、「白黒」も存在しており、また「レインボーカラー」も存在したようです。↓

きれいですね。こっちの方が欲しかったなぁ......(笑)


この「Triamant」なんですが、どういう意味と読みなのかいまいち良くわかりません。

「Triamant」一語で何らかの意味がある可能性もありますが、検索でそれらしい情報ははヒットしません。

「Tri」は英語で「3つの」という接頭語で、「Tria」はラテン語で「3つの」という接頭語だそうです。

ピースの面が3角形なので、上記のどちらかで間違いはないと思うのですが、「amant」もしくは「mant」が何語なのか、どんな意味なのか調べてもわからないんですよね。

「amant」はフランス語だと「愛人」の意味ですし(笑)

何らかの単語が複数形で変化して「amant」「mant」になっている可能性もありますが、結局お手上げ状態です。

読み方も字面だけで読むと「トライアマント」ですよね。でもネット上でこの玩具についてはほとんどが「トライアメント」と表記されています。


元の言語や意味がはっきりしないと発音に関しては何とも言えないので、検索した時に見つけていただけるように当ブログでも「トライアメント」で追随しました。


意味とか読みとかご存知の方いらっしゃいましたら是非教えていただきたいです。


この「トライアメント」は現在も継続して生産・販売されているかはちょっと微妙なところです。
今回の記事を書くにあたって、さっくり調べた限り日本はもちろん、海外でも取扱いをしているショップは(ほとんど)見付られませんでした。


という事で、「Triamant」のご紹介でした。最後にもう少し画像を貼付けておしまいです。

triamant

triamant

triamant

triamant

triamant

triamant

triamant

triamant

本日ご紹介するのは、「スフィア」「スイッチピッチ」を開発・発売しているアメリカのHoberman社のパズル玩具「Brain Twist(ブレインツイスト)」です。


「スフィア」は伸びたり縮んだりする事で有名なアレです。

「スイッチピッチ」は投げると表と裏が入れ替わるアレです。


両方ともこの手の玩具ではかなりメジャーなので、メーカーや正式名称をご存じない方でも一度は目にした事があるのではないでしょうか?




で、ブレインツイストはこれです。

ブレインツイスト

おにぎりではありません。


大きさはこれぐらいです

ブレインツイスト

上から

ブレインツイスト


きっちり正四面体ですね。


これはもう色がバラバラになっているので、お分かりいただけるかとは思いますが、色を揃えるルービックキューブの系譜のパズル玩具になります。


色がついているパネル部分を回転させて

ブレインツイスト

「クワパカッ」と展開させ、

ブレインツイスト

「パタムッ」と閉じて、パネルを移動させて色を揃えて行きます。

ブレインツイスト


表4面、裏4面なので、合計8面の色を揃えます。

色合わせ系のパズル玩具なので、回して、開いて、閉じて、回して、を延々と繰り返すことになります。


ルービックキューブを始め、色合わせ系のパズルはいろいろありますが、このブレインツイストの魅力は何と言ってもパネルを展開した時の形状にあると思います。


ブレインツイスト

ブレインツイスト

ブレインツイスト

訳のわからない形ではありますが、多面体好きのハートを刺激する形状であります。

いったん色をバラして揃える努力をしつつはや数年、やはりなかなか揃いませんね.....。

上の展開状態で飾って時々思い出してパタパタしてます。

ほとんどオブジェですね.....。


このブレインツイストがアメリカでいつ発売になったかなど詳細な情報はわかりません、というか調べてません。

日本ではスフィア、スイッチピッチと共にラングスジャパンが代理店となって日本に導入し、スイッチピッチが2007年のグッドデザイン賞とグッドトイ賞を受賞したという記録があるので、2007年もしくはその前年ぐらいの発売だったと思います。

スフィアとブレインツイストはラングスジャパンのホームページからも抹消されているので、残念ながら現在は廃盤扱いになっている模様です。


色合わせ系のパズルでは異色ともいえる立体的な動作が面白いですし、やはり見た目が凄く個性的で面白い玩具だけに残念な限りです。


今回の記事を書くにあたって、少し検索したらブレインツイストの解法を解説したサイトを見つけましたので、今度時間がある時にチャレンジしてみようと思います。

解説のあるホームページ トップはこちら
解説ページは こちらです



本日は学研から発売されていた立方体のパズル玩具「SNOOP CUBES(スヌープキューブ)」をご紹介します。


不規則に連結された約2.4ミリのプラスティックで出来た8個の黒いピースを動かし、3つの形状を作るというものです。


パッケージから取り出した初期状態です。

立方体で作った「ハート」って感じですね。


結合(可動)部分です


ピースとピースの間が2本の糸で繋がれているのがおわかりいただけますでしょうか?

この糸がデュポン社が開発したケブラー素材(ハイテク繊維系組紐)らしく、スチールワイヤーの約1.4倍、ナイロンの約3倍の強度があるそうです。

スチールワイヤーよりナイロンの方が強いんですね....。ちょっとびっくり。


糸のみの接続でロックなどはされない構造なので、持ち上げるとバラバラというか、崩れます。
崩れた写真を撮り忘れましたが、見てもたぶん面白くともなんともないので良しとします。


強度があるとはいえ糸2本で繋がっているだけなので、いじってみると軽くて不思議な感触です。

ちょっとつかみ所が無い感じですね。のれんに腕押しみたいな。


で、バラバラにしてパタパタというか、カチャカチャという感じでピースを動かして形を探して行きます。

糸2本での連結というのがヴィジュアル的にはちょっと弱々しい感じですね。
そう簡単には切れないだろうとは思いつつも、ヒヤっとしたりします。


パッケージに記載されている問題は3つです。


QUESTION 1

スヌープキューブ

どういう風に呼べば良いかわかりませんが、この形です。

これは比較的簡単にクリア出来るかと思います。


QUESTION 2

スヌープキューブ

また微妙な形ですね、上のに比べるとちょっと難易度があがります。


QUESTION 3

スヌープキューブ

でました。本命の正六面体です。やっぱりこれですね。
この形が出来なかったらたぶんこのパズルを買う事はなかったかと思います。

個人的にはこの形を作るのが一番難易度が高いです。

今回も久々に出して来ての挑戦でしたが、なんだかんだで30分ぐらいかかりました。


大きさはこのくらいです。

スヌープキューブ

似た外見を持つ吉本キューブさんと


問題はたった3つなので、上の3つを作ってしまったらもうおしまいです。

ちょっと物足りない感じもします.....。


あと、出来る形はこれぐらいでしょうか?

他にもなんとなく安定感のあるまとまった形に出来るかもしれませんが、今回解答を探す中では出来ませんでした。

3つだけじゃなく、可能な限り出来る形を問題にすれば良かったのにと思います。


ピースの色が一色で比較的シンプルな構造というのもあり、問題を解いて行く中で、「解答に近づいて来た感」があんまり感じられないですね。

カチャカチャいじってたら、あらっ出来た!みたいな感じです。


いまもいじくりながら書いてますが、やっぱりQUESTION 3は難しいですね、なかなか出来ません。


このようにピースとピースのエッジを連結して形を動かす玩具は、可動部の構造としてヒンジそのものやシール、布など方法としては様々な物がありますが、「糸」で連結するものは今の所これだけではないでしょうか?

なにやら連結構造で特許を所得しているらしいですが.....。


糸の連結ではちょっと心許ないかもしれませんが、個人的にはピースが3x3x3ぐらいあったがいじりがいがあっていいかな~と思います。


スヌープキューブを発明したのはアメリカのJoe Beckerという方で、検索でもあまり情報が出てきませんでしたが、他にもパズルを作っているようです。

これがJoe Becker氏発案のパズルの一つのようです。


スヌープキューブは良くある海外製品のライセンス品ではなく、学研独自の商品で海外では発売されていないようです。

商品名の「SNOOP」は「うろうろする」といった意味といういみなのですが、納得です。確かにこのパズルはスヌープしてます(笑)

ちなみに発売日は2007年4月2日、価格は1180円(税込)でした。
惜しい!昨日記事を書いてアップしてればちょうど5周年だったのに。


という訳で、動かす感触が何とも言えないスヌープキューブの紹介でした。

本日ご紹介するのは株式会社ビバリーが販売していた3Dパズル「アストロロジック(ASTROLOGIC)」です。


ビバリーといったらアレですね、正四面体のルービック系のパズル「ピラミンクス」の正規代理店だったかと思います。

現在はクリスタルパズルが人気のようで、たくさんの種類が発売され、玩具屋はもちろん、本屋にも置いてありますね。

アストロロジックはその元祖みたいな位置づけのパズルです。


元々はアメリカのMAGNIF社の製品で、それを日本仕様にして販売した物です。

廃盤商品のため、ビバリーのホームページからは商品情報が削除されてしまっており、正確な事はわかりませんが、2001年の発売だったようです。

クリアのプラスチックで出来た立体パズルで、本日紹介する「アストロロジック」の他に、「サード・ディメンジョン」「キュリアス・クロス」「タマゴ」「リンゴ」「ダイアモンド」などがありました。

またクリアでない別のカテゴリの立体パズルも何種類か販売していた記憶があります。


では画像参ります。


この6ピースを、

アストロロジック


えいやこらさ組立てると、


アストロロジック

こうなります。「星形正十二面体」です。

本体がクリアで、写真が下手なうえに、ブツがキズキズになってしまっているので形が把握し難いかもしれません。


別角度から

アストロロジック


同じ形の親戚である、吉本キューブの中身?外身の裏返しと一緒に

アストロロジック


形状と大きさはだいたいわかっていただけたかと思います。


パズルとしての難易度は「★★」となっており、じっさいにめちゃくちゃ簡単です。

初めてでもサクッと組立てられるかと思います。


形がすごくいいしクリアできれいなので、机の上に飾っておいてバラしたり組立てたりしていたら、もう10年ぐらいたっているので当たり前かもしれませんが、キズキズの曇り曇りになってしまいました。


最初はこんなにきれいなんですよ。

パッケージ詐欺ではなく、だいたいこんな透明度です。


この形と仕組みのパズルはオーソドックスというか、古典なんでしょうね、木で出来た物も持っていたか、遊んだ記憶があります。

現在スタンダードであるファンシーぽいのやキャラクターじゃない、幾何学・多面体形状というのがやっぱりいいですね。


現在は廃盤商品ゆえ、おもちゃ屋の店頭には置いてないのが残念ですが....

という事で、現在はやっているクリスタル3Dパズルのご先祖様の紹介でした。


本日ご紹介するのは、バンダイより1987年に販売されたブロック玩具?「STARBIX - スタービックス」です。

スタービックス


箱の裏の説明によると、「Alan H. Schoen博士考案のスタービックスは、最新の幾何学が生んだユニークでカラフルな三次元パズル。六角星や十二面体に<結晶化=ロック>される不思議なファンタジーゾーンへあなたを誘います。」だそうです。

なにやら面白そうですね...。

素直に誘われてみます。

スタービックス


初期状態の「六角星」です。この状態でパッケージに収納されています。

横に寝かせた状態で下からあおって撮っているのでわかり難いと思いますが、正面から見ると、「六角星」の形をしています。

「六角星」というより「六芒星」と言った方が馴染みがあるかもしれません。
三角形が2つ合わさった形ですね。


大きさはこれくらいです。

スタービックス

ピースは二等辺三角形の四面体で出来ており、それが24個ずらずらっと連なっています。

ピースとピースを両面からシールで被い、そのシールが可動部なる仕組みです。

先日ご紹介した「吉本キューブ」と同じ構造です。


展開するとこんな感じです。赤・ポレンジ・黄色の暖色が使用されています。

スタービックス

六ヶ所で曲がって接続されており、完全な「環」状態にはなりません。


裏返すと先ほど見えていた青・水色・緑・黄緑の寒色面になります。

スタービックス


これをクネクネ動かして、六角星や十二面体、またその他の形(パッケージには、・イモムシ・手桶・ドーナツ、さらにスタービックスを2個使用した星のボール)が紹介されています。

スタービックス


構造こそ違うものの、先日紹介した「マジックスネーク」と類似した目的の玩具のようです。

何やら楽しそうですね.....。


とりあえず十二面体を作ってみる事にします。
これは多分「菱形十二面体」です。

スタービックスを手に持ちコネコネ格闘する事約10分。


出来ました!


別角度から

スタービックス


あれ、何やらテープの様な、というかテープが見えますね.....。


そう、パッケージには<結晶化=ロック>と書かれていますが、このように固定しないと直ぐにバラけてしまうのです。


シールによる可動で、ある所まで動かして固定するといった事が出来ないため、ちょっと気を抜くと全体がビヨビヨ~ンとバラけてしまうのです。

そのためパッケージに紹介されている他の形を作った事はありません。というか、わたしには無理でした....。

ちなみにその他の形は<結晶化=ロック>されませんので、手を離すと多分ビヨヨヨ~ンです。



ご注意いただきたいのは、何しろ25年も前の玩具なので、経年によるシール素材に変化が起きているのか、もともとこういう製品なのか、個体差なのかはわからない、という所です。

ひょっとしたら当時は、もしくは他の製品は、きれいにロックされるのかもしれません...。

ただ手元にあるスタービックスは結晶化しようとすると可動部の反発が強過ぎてうまくまとまりません。



今やキャラクター玩具で牙城を築いているあのバンダイがこういった製品を発売していたというのは非常に面白い事実だと思います。


コンセプトや形は非常に面白いので、可動の方法をブラッシュ・アップできればもっと面白い玩具になりそうです。


本日はさらっとこれでおしまいです。