早春の雨ぇば（仮） -25ページ目

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電池切れの時計

２８日

ふああああ

昼すぎの３時に起きる

今日は仕事休み

.......さて

飲みに街へくりだそうかなぁ

キレイなおねえさんがいる店じゃないよ

知り合いが栄の錦（名古屋の繁華街）で

小さなラウンジバーを開いたらしい

ちょっと顔出すか........

このまえ電話口で言ってた

「店はロハスな雰囲気にしたんだよ。」って

「なあ、ロ　ハ　ス　ってなんだ？」

って俺が言う。

風呂に入って

着替える。

髪をまとめて

時計して

さぁ行こうか！

ん？

（これはイメージ画像です。今日撮った俺だけどね。）

玄関先でふと

腕時計をみる

時計の針が止まってる......

１７日の午後１１時３６分

あらら

持ち主に

気づかれないまま

ご臨終してたのね。

俺のお気に入りのこいつ

最近は違う時計に主役の座を奪われ

挙句の果ては

誰にも気がつかれずに停止中。

なんだかかわいそうになってきた。

........やめた

家に置いていくつもりだった

車の鍵を手にとった。

時計を直しにいこう。

はい

深夜五時半です。

昨日から同じことやってます。

この時間が一番
集中力が増します。

そして
タバコの量も増えていきます。

ちょっと休憩もかねて
長めのお話.....

一般の人達が音楽を聴く時の
スピーカー
もしくは
ヘッドフォンは
各メーカーが工夫をして
色づけされた音が出ます。

ロック好きの人が気持ち良く聴く為に
ハイとローがクッっと持ち上がっていたり

ヒップホップ好きの人は
キックの帯域であるローが強調されているものを
好むでしょう。

ジャズが好きな人は
中域をふくらました
まるでレコードのような音を好むでしょう。

これらは
オーディオスピーカーってやつです。

そんで

音を作る人達が
使うスピーカーは
モニタースピーカーです。

これは色づけされてない
本来の音を再現するためのスピーカーです。

例えば
ギターをマイクで録った時
録った原音をそのままの音で聴かないと
作業がまったく出来ないんです。

このふたつは使われ方がまったく違うんです。

俺が使うスピーカーは
もちろん後者で
通称　テンモニ　と呼ばれます。

今撮った写真をはるね。

何十年も前からレコーディングスタジオでは
世界標準のモニタースピーカーです。

みんなが聴いているCDを
作っている人達も
みんな
このスピーカーで
作業してます。

.....ふう
長かったね

んで
何が言いたいんじゃ！
ってことなんだけど

この音のクセを排除した
スピーカーを長時間聴き続けると
そのうち耳が痛くなってきます。

神経を集中させて
音のひとつひとつを
聴き続けるせいでもあります。

はい

休憩終了！

もうちょっとやってから寝よ。

では

ベース録音とおまけ記事

夜

作ってる曲の
ベース録音してます。

えっと
俺のベース録音の基本セッティングは

'70 Fender JB
↓
EBS MULTI COMP
↓
AMPEG SVPCL
↓
Pro Tools LE 002

ですね。
　
んで Pro Tools　内で
Pultec EQ　や　WAVES とかのプラグインを使って
他の音やこれから入るであろう音を考慮しながら
仮でベース音を整えておきます。

いまや主流の
BASS DRIVER や AVALON U5 は使いません。

どういうベースラインにするか
弾きながら考えて
同時にポンポンと録音していきます。

この作業だけで３、４日かかります。

はい
この話は終了です。

えっと
きのう買った本

蹴りたい背中 (河出文庫)/綿矢りさ

￥399
Amazon.co.jp

今更？って言われそうだね。
ちゃんと読んだことがなくて。
あっさり読めた。
この作品は賛否両論あるけど
俺は好きだなこういうの。

十代の特有の青臭さが満載。　　
色眼鏡をかけずに読むといいんじゃない？

はい

せっかくだから
俺のおすすめ紹介....

春の雪 (新潮文庫―豊饒の海)/三島由紀夫