バレンタインのお返し  其の肆 | じゃすとどぅーいっと!

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ヨノナカニヒトノクルコソウレシケレトハイフモノノオマエデハナシ

※この記事はイベント記事ではありませんので悪しからず※


一日遅れてすいまっせーん!orz

あぁぁ・・・ほんとすいませんです・・・orz


でもって、改めまして!


はっぴーほわいとでー!←遅


バレンタインに素敵なイラストをプレゼントしてくださった

かなたさんに捧げます☆


かなたさんには、クリスマスイベントのときも辰馬絵をプレゼントしてもらってまして・・・更に今回のホワイトデーでも、主催してらっしゃいます企画で素敵絵を描いてくださいまして・・・

あばば・・・もうどうしたらいいのやら・・・ヽ(;´Д`)ノ

ほんとにありがとうございます!・・・としか言いようがないですマジで!


そんな気持ちを込めて、駄作小説書いてみました!←オイコラ

お名前はそのまま“かなた”を使わせていただきまっす!

お借りしまっす!勝手にサーセン!

ちなみに、ホワイトデーとは全く関係のない話になってますwww←


そいでは

かなたさんと銀ちゃんの夢小説。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


紳士の皮を被った狼



「ね~、どっか遊びに行こうよ~。」


「あぁ?そんなん一人で行ってこい。銀さん今忙しいの。」


「忙しいって・・・ジャンプ読んでるだけじゃん!」


「だから、ジャンプ読んでるから忙しいんだって。」


「・・・私とジャンプ、どっちが大事なの!」


「あ~、出た出た。ほんっとお前はガキだな。ダメだよ?そんな事言う女は嫌われるよ?」


「もー・・・銀さんの馬鹿っ!」


(ドンッ!)


かなたは勢いよくドアを閉めて万事屋を飛び出した。



銀時とは付き合ってまだ間もないのに、ラブラブといった感じはまるでない。

まともにデートなんてしたためしがない。

遊びに行ってもロクに相手もしてくれない。


かなたは万事屋の近くで一人暮らしをしている。

だが、銀時がかなたの家に遊びに行った事は一度もない。

家まで送ってもらう事はあっても、部屋に上がっていこうとはしない。


手は繋ぐ。

ちゅーもする。

でも、それ以上は何もない。

いつも子供扱いで、かなたにとってはそれが不満だった。


「私だってもう大人だもん!」


「そういう事は色気が出てから言えよ。」


そうやってあしらわれるだけだった。



(・・・ねぇ、銀さん?ほんとに私の事好きなの・・・?)


聞きたくても聞けない。

口に出すのが・・・答えを聞くのが・・・怖い。



ぼんやりと考えていると、いつの間にかかなり遠くまで歩いてきていた。


「あれ?ここ・・・どこだろ?」


とりあえず、迷わないように来た道を引き返す。


「確か・・・ずっと真っ直ぐ歩いてきてたよね・・・?」


歩く。


「ここは・・・多分、こっち?」


歩く。


「んっと・・・右・・・かな?」


歩く。


「えっと・・・って、ここさっきの場所じゃん!」


勘を頼りに引き返してみたものの、すっかり道に迷ってしまった。


「あぁぁ・・・どうしよ・・・」


辺りも暗くなり始め、ますます帰り道がわからなくなる。


「誰かに聞いてみよう・・・


人が居そうなな場所を探して歩いた。


「あ。あの人に・・・でも、何か恐そうだな・・・」


人を見つけたはいいが、どう見ても親切そうなタイプには見えない。


「で、でも・・・人を見かけで判断するのはよくないよね!」


意を決して声をかけた。


「あの・・・すいません。」


「あぁ?」


「あ・・・えっと、かぶき町に行きたいんですけど道がわからなくって・・・」


「かぶき町・・・?へぇぇ・・・いいよ。俺もちょうどかぶき町に用があったんだ。一緒に行ってやるよ。」


「ほんとですか!ありがとうございます!」


(やっぱ、人は見かけで判断しちゃいけないよね~。)


この時、帰れる事に安心しきっていたかなたは気付かなかった。

男が気味の悪い笑みを浮かべている事に・・・


「じゃ、行くぜ。」


「はい!」


男の後について歩き出す。



-10分後-


(こんな道通ったっけ・・・?こっちのが近いのかな?)



-20分後-


(何か・・・どんどん人気がなくなっていってるんだけど・・・)



-30分後-


(え、ちょ・・・建物もほとんどなくなったんだけど・・・)


さすがに心配になって尋ねた。


「あの・・・ほんとにこの道で大丈夫なんですか・・・?」


「あぁ、大丈夫だぜ?」


「ならいいんですけど・・・」


「もうちょっとで着くからよ。」


「はい・・・」


その割りには、一向に街の明かりが見えてこない。


(何かコレって・・・ヤバくない・・・?気付かれないように逃げよう・・・!)


だが・・・時すでに遅し。


かなたが逃げようとしていた事に気付いた男に手を掴まれた。


「どこ行く気だ・・・?」


「ちょ、イヤ!離してください!」


「暴れると、その可愛い顔に傷がつくぜ?」


「っ・・・!」


「俺は乱暴な事はしたくねぇんだ。大人しくしてな。」


男は懐の刃物をちらつかせて見せた。

そして、そのまま空き家に連れ込まれる。


(イヤ・・・銀さん助けて・・・!)


抵抗するものの、男の力に敵うはずもなく・・・

あっさりと床に押し倒され、着物に手が伸びてくる。


「やだっ!」


最後の抵抗を見せた足が、見事男の急所を捉えた。


「・・・ってぇぇぇぇぇぇ!」


男は床に倒れこむ。


(今のうちに・・・!)


かなたは起き上がり、出口へと急ぐ。

しかし、男も逃がすまいとかなたの足首を掴んだ。


走っていたかなたは、勢い余って前のめりに転んでしまった。


「痛っ!」


「逃がすかよ・・・!」


「イヤだ!銀さん・・・助けて!私の事護ってくれるって言ったじゃん!嘘つき!銀さんの・・・馬鹿ぁぁぁぁぁ!!」


いくらなんでもこんなところに助けに来るはずがない。

そんな事はわかっていた。

わかっていた・・・けど、そう願わずにはいられなかった。


「無駄だぜ。こんなとこ、人なんてきやしない・・・」


「オイオイ。嫌がってる女なんざ無理に抱いて、何が楽しいんだ?」


(この声・・・)


「っ誰だ!」


「いい歳して発情してんじゃねぇぞコノヤロー。」


暗くてよく見えないが・・・この声、そして喋り方。


「銀・・・さん・・・?」


「すまねぇ、かなた。待たせちまったな。」


「てめぇ、誰だ!邪魔してタダで済むと思う・・・」


「ひっこんでろよ雑魚が。おめぇこそ人のモンに手ェ出しといてタダで済むと思うなよ?」


「何だと!もっぺん言って・・・ぐはっ!」


「・・・うっせぇよ。」


再び男は床に倒れた。


「・・・ったくよぉ・・・お前は馬鹿ですか?何こんな危ねぇ目にあってんだよ。」


「だって・・・だって・・・」


「どーせ、道にでも迷ってたんだろうが。一人で家に帰れないなんて、ほんとガキだなお前。」


「だって・・・うわぁぁぁん!」


「あー、よしよし。こんなんで、よく自分は大人だなんて言えたもんだぜ。」


「っく・・・っく・・・」


「・・・恐かったか?遅れて悪ィ。」


かなたは無言で首を振った。


「怪我もしちまったみてぇだし・・・」


「ぎ・・・さんの・・・せいじゃ・・・ない・・・私が・・・私が悪いの・・・」


「・・・ほら、泣き止め。」


そう言って、額に口付けた。


「ん・・・」


「帰ぇるぞ。」


かなたの手を握り、銀時は歩き始めた。



「ねぇ・・・銀さん?」


「あ?」


「何であの場所わかったの?」


「さぁな。」


「さぁなって・・・」


「何となくだよ何となく。それに・・・」


「それに?」


「お前の声が聞こえた気がしたんだ。」


「・・・ほんとに?」


「あぁ。」


「じゃあ・・・また危ない目に遭ったら助けに来てくれる?」


「馬鹿か。・・・もう、危ない目になんざ遭わせねぇよ。」


「銀さん・・・」


「あーあ。ガキのお守りも大変だぜ。」


「あ!また、子供扱いしてー!」


顔を見合わせた二人は笑いあった。



「今日は・・・ほんとにありがとね。」


「当たり前の事しただけだ。気にすんな。」


「あの・・・さ・・・部屋上がってく・・・?」


「いや、いいよ。怪我もしてんだろ。ゆっくり休め。」


「あ・・・うん。」


「じゃあな。」


「またね。」


かなたの住んでいるアパートの前で、いつものように別れる。

今日は寄っていってくれるんじゃないかと期待したが・・・銀時からの返事は同じだった。


(やっぱり・・・私が子供だからなのかな・・・)


ドアの前で立ち尽くしていると、涙が溢れてきた。


(何やってるんだろ、私。助けてもらっといて、こんな我が儘・・・お風呂入って、今日は早く寝よう・・・)


鍵を開け、ドアに手をかけたとき


(ドン!)


と後ろから伸びた手がドアを押さえた。


「なっ・・・!」


驚いて振り返ろうとすると、見慣れた銀髪が見えた。


「銀さん!?」


「やっぱ・・・寄ってってもいいか?」


「っ・・・!」


予想もしてなかった出来事に言葉も出ない。


「ダメだっつっても上がってくけどよ。」


驚いているかなたを無視して、銀時はドアを開けた。


「あー、寒ィ。早く入ろうぜ。」


背中から抱きしめられるような状態で、部屋の中に押し込まれた。


「銀さん・・・何で・・・?」


「あ?」


「何で急に、部屋に上がっていくとか・・・」


「いや、お前の部屋入った事ねぇなと思ってよ。」


「だって、さっき断って・・・」


「・・・・・・んだよ。」


「え?」


「怖かったんだよ・・・」


「怖いって・・・何が?」


「自分の理性が保てるかどうか。」


「・・・どういう事?」


「この部屋で、お前と二人っきりになって・・・お前を襲わずにいられるかどうか。」


「っ・・・!だって・・・え・・・?私が子供っぽいから、そういう事したくないんじゃ・・・」


「ばーか。違ぇよ。お前が・・・かなたが好きだから、大事にしたかったんだよ。」


「銀さん・・・」


「ほんとは毎日でもこの部屋に入り浸りてぇのに・・・」


「・・・・・・じゃあ・・・今日は何で来たの?」


「・・・我慢できなくなったからに決まってんだろ・・・?」


「・・・・・・」


「紳士決め込むのも大変なんだぜ?今まで何度はちきれそうになった事か・・・」


「・・・ぷっ!」


「いやいやいや。これマジだから。笑い事じゃねぇんだけど?」


「あはは!」


「つー訳で・・・いいよな?」


「あ、ちょ・・・!」


返事を聞く前にかなたを抱きかかえ、布団に直行する。


「待って待って!お風呂入らないと!泥だらけだし・・・」


「じゃあ・・・一緒に入ろうぜ?」


「なっ・・・!」


「決まりな。さぁて、準備してくっか。」


そう言って、風呂場へむかう銀時。


「もー・・・紳士の次は獣ですか?」


「男なんざ、みんな狼なんだよ。可愛い可愛いウサギちゃん?」


「・・・馬鹿。」


「俺ァ、ただの狼じゃねぇけどな・・・?」


その言葉の意味を・・・かなたはこの後、身を持って知る事となるのだった。



~完~


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


ぬぬぬ・・・

何だかベタな感じでサーセン!orz

つか、よく意味がわからない内容でサーセン!orzorz

タイトルも何かおかしいしwww←笑い事じゃない


うん、読まなかった事にしてください!


本命のプレゼントは


↓コチラ↓


結構綺麗に出来たんじゃないかなぁ・・・と自画自賛です。←(馬)

気に入っていただけると嬉しいのですが・・・w

よろしければ、お納めくださいませ!


それでは、一日過ぎましたが・・・

銀ちゃんとラブラブなアフターホワイトデーをお過ごしくださいw←何


noah