1月の終わり雪の残る中
元職場の先輩から飲みに行こうと
言われ飲みに行った
その人は気さくで楽しく飲んで
飲みすぎると吐いてしまうと
知っていた為程々にしようと決めていた
だが、酒というのは恐ろしい気を大きくさせ
楽しくさせる程々に程々にが
もう、無理となるくらいになってしまった
そこからは記憶がない
次の日警察がうちに来た
男の警察だった「Sさんですか?」
ハイと答える 来て下さいと言われ
あー、とうとうやったかと思い
少し行くと「この荷物Sさんですね?」
と言われあ、なんでここに?と近所の老人宅の家の前にコートと荷物が全部置いてある
その隣にはピンク色になってる雪があり
桜にしてはまだはやいなと思い
なんだなんだとよくみると
赤ワインの吐き後だそれもよく見ると
家まで続いてる吐きながら帰ったらしい
近所の野次馬に見られながら吐き後を
辿りながら帰って行く。
後で聞いた話だと
僕はドンドンドンとその老人宅のお家の
ドアを叩いて「開けて!開けて!」と
言っていたらしい。なんて事してしまったんだ
ふと鏡を見ると
恥ずかしくて顔が真っ赤になっていた
そうワインよりも赤くね。