心はいつまでもアマチュアで

心はいつまでもアマチュアで

写楽  加藤 薫 の日常


『輝くいま、いつか』オリジナル サウンドトラック
        写楽(2017)





「2020年、夏
遼は太陽に背中を向けていた

音楽専門学校を出たものの、仕事はなく、バンドに加入することもなくアマチュアギタリストとして、練習スタジオとネットカフェのアルバイトを掛け持ちする日々

オーディションを受ける、デモ音源を送るも全く進歩のない毎日

追い討ちをかけるように、付き合っていた彼女はアルバイト先の店長に奪われ、憎悪と自信喪失が増してゆく

アルバイト代が入り、中古LP店に入るも「なにかがおかしい」?

店を出て身体の湿りを抑えようと風俗街へと向かう遼

そこで目にする「トルコ」という看板の数々

ある店に入り「美津子」という源氏名の風俗嬢と出会うことで遼の時間が「パラレルワールド」になってしまっていることに気づく

何も変わっていないような景色、変わっていないような街並みだが「1978年」あたりの時空の溝にはまり込んでしまった遼

ところが遼はパラレルワールドで今まで望んだ仕事そして金、女...次々と自分の手にしてゆく

しかし、パラレルワールドにはまってしまった男の運命は....」