怪我からの復帰のタイミングについて
基準が日本には示されていません。

痛みがなくなったら
違和感無くなったら
ドクターがOKだしたら

いろいろあるかと思いますが1つの参考に。
サッカー界の話ですがオランダでは怪我からリハビリが開始され、その後パフォーマンスがどれだけ出すことができるかだけで判断されます。

痛みがあるかどうか、違和感があるかどうかではなく怪我の後元のパフォーマンスにどれだけ近づいたかどうかで判断されます。
パフォーマンスが戻らない選手は痛みがどうとかではなく降格や解雇になるとのこと。

オランダ式の全てを肯定するものではありませんがリハビリの進め方や考え方が日本とは異なると思います。
医師のGOが出た後も選手の痛みの感覚やトレーナーのさじ加減で負荷を判断してハイパフォーマンスに上げていくまで時間がかかるってのが現状日本式です。
オランダ式は医師のGOが出た後はすぐにチーム内の競争再開になります。
怪我中心に練習するのと、チームの中の1人として練習するのでは気持ちの持ち方や切り替えの重要さが違います。

怪我のメンタルとはその期間以上に意外と長引くもので、復帰後も怪我を心配しながらプレイする選手が多いものです。
怪我メンタルが短ければ短いだけ復帰後は怪我よりもパフォーマンスに目を向けることができます。それって怪我していない選手と同じ目線ですよね。できるだけパフォーマンスの向上から目を背けさせないこと、それが選手以外のトレーナーやメディカルの役割。
選手はパフォーマンス中心にプレーしていても痛みが違和感がないわけではありません。そこの管理をどうするかが練習時間以外の時間です。どう過ごすかトレーナーや家族やチームメイトがどう関わるか。

選手の性格とかもありますから全てを当てはめることはできませんが私も関わる選手には医師のGOが出たかどうかを確認した後はできるだけ安静よりもパフォーマンスに目を向けてトレーニングを進めていくためのサポートの仕方を考えます。

日本人であるがゆえに外国の常識は受け入れがたいこともありますが、理屈として考えるといかに日本の考え方があやふやなものか思い知らされます。日本の医学は先進国だがその後のことについては驚くほど後進国。
怪我の不安は動いて払拭すべきですが、安静にして時間が解決してくれるのではないかという日本メンタルは選手のためには変えていかなければいけませんねー。