あなたは何歳の時のインプットを今でも使い続けている？

どんな症状や病態にしても、過去の記憶や過去の概念のカテゴリーに行き着くことはよくあります。

あなたがそれが常識だと思っていたこと。

あなたが過去に親に教えられたこと。

あなたが親や兄弟にされたこと。

幼少期に味わった恐怖や不安。

『それって、今でもそう思いますか？』

過去に起きたことは時間という概念上、変えることはできません。

ですが、過去に起きたことの『意味』は変えられます。

例えば、

「３歳の時にお父さんに頬を引っ叩かれて以来、年上の男性が苦手になっていたり、父親というものは暴力的なもの」

と認識し、今でも男性や年上、父親、男性の上司などにストレスを感じているとします。

その時は「どうして叩かれたのか？」が理解できていなかったかもしれません。

また、理不尽に怒られ、ただただ叩かれた。と思っていたかもしれません。

さて、月日が経ち今のあなたでもその意味がわからないでしょうか？

その時何をしていましたか？

本当に何もしていないのに叩かれましたか？

子供の時は危険性を感じていなかったが、月日が経った今、自分がやったことに危険性は感じませんか？

もし、自分の子供が同じことをしたら。

あなたはどうしますか？

きっと、頬を引っ叩いているでしょう。

頬を引っ叩く人は愛情がない人なのではなく、愛情があるからこその行動だったのではないでしょうか？

当時の自分と、今の自分で話し合ってみてください。

その時は子供だったので意味がわからなかったのなら。

成長した自分が子供の時の自分に教えてあげてください。

きっと、子供のころのあなたはその意味を理解してくれるはずです。

さて、過去に起きた現象は何も変わりませんが、その意味はそのままでしょうか？

その記憶や体験を今でも引きずり、男性や年上、父親という存在、男性の上司などに苦手意識や恐怖を感じ続けているのは、３歳

の自分の視点です。

今、あなたは何歳ですか？

３歳の時と今。

何も成長していないのでしょうか？

何も価値観から人生観も変わっていないのでしょうか？

今だからこそ、お父さんのことを理解してあげられるのではないでしょうか？

あなたは何歳の時の記憶や経験という杭を打ったままにしていますか？

その杭があなたを過去への執着を持たせていませんか？

それは、今のあなたにも必要な杭ですか？

その杭を抜いたら、どれだけ楽になれそうですか？

その杭がストレスや苦手意識、正誤のジャッチによって、先に進まないようにしているかもしれません。

ーー生命体医学　時間と記憶と概念ーー

●プロフィール●

サムライ整骨院　院長

後藤　敏勝（ごとう　としかづ）

・柔道整復師（国家資格）

・米国IBA認定ボディートーク施術士（CBP）

・米国IBA認定ボディートークアクセストレーナー（BAT）

・グラストンテクニクテクニシャン

・ビワの葉温灸士

・姿勢教育指導士

・JSCAマスタースポーツインストラクター　等

生涯目標である『生命体医学』の完成と、クライアント様の心身両面の健康のサポートを目的に、西洋現代医学に止まらず、東洋医学、心理学、哲学、量子力学などを応用し、日々クライアント様の身体的な悩み、心理的・精神的な悩みなどに対して施術する中、小児や発達障害、スポーツアスリートなどの施術もオールマイティーに、なおかつお一人お一人に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。

『症状を診ず、人を観る』をコンセプトに、皆さんの人生そのものの向上を目指し、施術に当たっています。

その他、一般向け、同業者など向けての、セミナー、講演会等も行なっております。

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