皆さんこんにちは!
心と身体の自然治癒サポーター
サムライ整骨院の後藤です
最近心理学の学びを再開しました。
色々訳あって心理学系の学びをしないようにしていたのですが、最近再開しました。
そこで「確かにその通りだ。そうやって人は自分で自分自身に症状を作るんだ」
と思ったのが、
『恐れや不安から逃れる為に症状を利用する』
これは私の持論ではなく、心理学の三代巨匠
【アルフレッド・アドラー】の考えです。
こちらの方ですね。↓↓↓
知ってますか?少し前にドラマにもなった『嫌われる勇気』がヒットしてアドラーの名前は一気に日本国内に知れ渡りましたね。
”流行り物に流されたく無い”という、なんとも可愛げの無いこの私の性格。。。笑
あえて読まないようにしてました。笑
そんな私の固定概念を捨て、最近アドラーの教えを学んでおります。笑
そんな中。とても面白い表現が沢山ありました。
『あなたが怒り狂ったのは、怒りという感情が生まれたからその行動を起こしたのではなく、その行動を引き起こして相手を罵倒しコントロールする為に”怒り”という感情を利用したのです。』
確かこんな表現の仕方だったと思います。
一般的に考えると、私たちが誰かに不愉快な事をされると怒りますよね。そしてその怒りを表現する為に罵声を浴びせたり、一発叩いてみたり、怒鳴り散らしたりしますね。それはどうしてでしょう?普通に考えると、”怒り”という感情がそうさせた。と思われがちです。
ですが、アドラーは全く逆の事を言っています。
あなたは罵声を浴びせたり、叩いたり、怒鳴り散らしたくて”怒り”という感情を使ったんです。と
鶏と卵どっちが先?
のような事ですが、どっちも正解なんです。
そしてその真意は誰もつかめ無いんですね。
あ・・・鶏と卵は明らかに”鶏”と私は思っていますが。笑
そこで今回のテーマである
『恐れや不安から逃れる為に症状を作る』
という事です。
先ほどと同じように一般論とは真逆の考え方です。
だいたいは症状がある事によって、生活や思考が制限されていると思われています。
◆この症状のおかげで◯◯ができない。
◆この症状のおかげで◯◯を諦めている。
◆この症状さえなければ◯◯をできるのに。
◆この症状さえなければもっと元気になれるのに。
アドラーの言い分はこうです。
◆◯◯ができない事でその現実から逃れる為に症状を作っている。
◆◯◯を諦める事でもう辛い思いをしなくても良いからその症状を作っている。
◆本当はやりたく無いけど、出来ない自分から逃れる為に症状を作っている。
◆元気になると、誰にも甘えられなくなってしまうからあえてこの症状を作っている。
と言ったような感じです。
私も以前このような内容をブログに書いて、ご批判をいただいた事もありましたが、今回はアドラーの言葉です。
本の中に例え話がありました。
赤面症の女子高生。
どうしても赤面症を治したい。
その理由は好きな男の子に告白したい。
でもこんな顔がすぐに赤くなってしまっては絶対にフラれてしまう。
どうにかこの赤面症を治して彼に告白をしたい。
ここまで聞くと『赤面症を抑えられる薬は無いか?』とか考えそうですよね。
ですがここでは、なんの処置もしませんでした。
ここでアドラー的にはこのように解説しています。
彼女は赤面症ではありません。すぐに顔が赤くなってしまうのは、
告白する勇気がでず赤面症を理由に先延ばしにする理由を作っているのです。
そして、勇気を出して告白をした時に、もしフラれてしまった時の恐怖や絶望感などを味わいたく無いという恐怖から、赤面症という症状を作り出して告白が出来無いように自分で作っているのです。
という事です。
まだ起きてもいない、勝手に作り上げた負の未来イメージを味わいたく無い。という深層心理の部分が、それを食い止めようと”症状”というものを作っていつまでも先延ばしにさせようとしているわけです。
その後、アドラー式のカウンセリングを受けた彼女はその事に気づくと、なんと!自分からではなく、彼の方から告白を受けたそうです。
その後赤面症がどうなったか?それ以来、来てい無いので、わからないそうですが。
症状というのは、何かを代償する為に自らが作り出している現象です。
と言った感じの主張ですね。
少し言い方を変えると。
『あなたの意識がその症状を作り上げています』
と言った感じの主張です。
これは量子力学的な考え方と全く同じです。
という事です。
アドラーの話を読んでいると、「なんかこの考えかたや表現の仕方って、、、どこかで聞いた事あるな」と思っていたら、ほとんどボディートークのセミナーで学んだ事にそっくりでした。笑
ボディートークで組み込まれている心理学は主には『ユング心理学』なんだそうですが、アドラー心理学ももしかしたら入っているのかもしれません。
アドラー的にはほとんどは『劣等コンプレックス』と『優越コンプレックス』からくるようですが、このコンプレックスを解消させて本来の自分を取り戻してもらう事を『勇気づけ』というそうです。
そうか。ボディートークなどを通じて自分たちが行っている施術というのは、これも一つ『勇気づけ』という風にも言えるのだな。と思います。
症状というのは二次的、三次的”結果”でしかありません。
この”結果”を作り出すには一次的”原因”がなくてななりません。
結果は深層心理や意識という原因要素が作り上げた現象です。
症状を抑え込んでも、原因が解消され無い限りはいつまでも持ち続けるでしょう。または違う症状としてまた現れてくるでしょう。
症状はサイン
症状は治癒反応です。
心・身体・環境のバランスをしっかりとって。
症状がある方は治癒の方に
特別症状が無い方は、それを維持に。
そしてさらに良い状態に。
心も身体も環境も健康で豊かな毎日を過ごしましょう!これも自然治癒力の一つです。
私はそんな自然治癒力を最大限サポートさせていただきます
では、皆さん心身共に健康で豊かな毎日をお過ごしください。
当ブログをご覧いただき、感謝いたします。
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