皆さんこんにちは。
サムライ整骨院の後藤です。
今日はある少年と私の長年に渡る奮闘です。笑
もう4年前?くらいからですかね。
神奈川から単身赴任で札幌に来ていたお父さんがたまたま当院に来院。
その時からお子さんの相談を受けていました。
その相談は『息子が発達障害で困ってるんだけど、何かできる事あるかな?』と。
当時はガッチガチにカイロプラクティックしか行っていなかった私。
でもカイロプラクティックによる発達障害の回復例もあったため、できる限りの事はやってみましょうか?という話で、年に数回札幌に遊びに来た時に集中的に施術をさせていただいていました。
一昨年に、奥さんもお子さんも札幌に引っ越して、度々施術させていただいていたのですが、実は発達障害のお子さんの施術をするのって結構大変なんです。。。(^◇^;)
暴れまわっちゃうし、叫び出しちゃうし、他のクライアント様に絡み始めてしまったり、逃げ回って追いかけっこになったりと、、、(^◇^;)
まずゆっくりじっくり施術させてもらえる事なんてそうそうなかったんです。笑
そんな彼がなんと今ゆったりと大人しく3〜40分かかるボディートークのセッションを黙って受けてくれるようになったんです。
最近彼の変化に私自身もびっくりしています。
へぇ〜本当に変わるものだな〜。と。笑
ここまで来るのに、私とこのご家族との奮闘が、、、笑
この3年間で私が学んできたテクニックなどはお導きなのか?
発達障害などに効果がみられているものばかりでした。
トルクリリーステクニック(カイロプラクティック)
ニューロオリキュロセラピー(臨床神経学的耳介治療)
頭蓋仙骨調整(オステオパシー)
ボディートーク(心身療法)
特にアメリカでは、
トルクリリーステクニックとニューロオリキュロセラピーに関しては臨床データも十分に出されていて、今アメリカで依存症や発達障害に対して注目を集めています。
そこでたまたま、『ニューロオリキュロセラピー』と『ボディートーク Access』のセミナーが札幌で開催される事になり、もしご興味あれば、、、
と、
「この2つのセミナーを受けて息子さんに自宅でもやってあげてみてはどうでしょうか?」
とご提案させていただいたところ、
「息子のためなら」とお母様が両方のセミナーを受講していただいて、『ニューロオリキュロセラピー』に使用する器具(スティムプラスプロ)もご購入いただいて、毎日のようにこの2つの療法を息子さんに施してくれました。
そしてしばらくしてから、当院に施術にきた時にあらビックリ!
ベットに座っていられるように!Σ(・□・;)
施術しているこっちが「え・・・ちゃんと施術していられるけど大丈夫?」と変な感覚になる程、何もせずに座ってられるようになっていました。
その後何度かまたお越しいただいて、その時のテンションによって暴れてしまう事もあったのですが、黙って座っていられる割合がどんどん長くなりました。
その間、頭蓋仙骨調整しながら、マインドスケープ内でボディートークのセッションをしていると、コロッとよしかかってきて寝てしまう日も。笑
『こんなに落ち着いていられるようになってきたなら、ゆっくりボディートークできそう』
と思い立って、お父さんに相談させていただいたところ、「試してみましょう」という事で、ベットに仰向けに寝かせていつも通りセッションをしてみたところ、、、
「あれ?セッションしてて大丈夫?起きたくならないの?どうした!何があった!」
と思うくらいボ〜ッと私を見つめながらセッションを受けてくれました。
そして今日2回目のセッション。
ず〜っと仰向けで寝ててくれて、ニヤニヤしてました。笑
何やらセッション自体が面白いらしく、セッションの手順を全部声に出して聞かせてあげると、一緒に口ずさんでました。笑
最近は来ると
『こんにちは。よろしくお願いします』
帰る時には
『ありがとうございました。ばいば〜い』
と言ってくれるまでに。
かつては目を離した一瞬に居なくなっていたあの子が・・・笑
まるで誰かに襲われたかのように叫んでいたあの子が・・・笑
当院の備品を何個も破壊し続けていたあの子が・・・笑
正直、施術の結果が出る保証なんて何もなかったけど。。。
正直時間はたっぷりとかかってしまったけど。。。
【もう出来ません。見込みありません。】
って言わなくてよかたなぁ〜。
もちろんご両親の多大な協力があってこそだったんだけど。
今の彼を見てると、、、自分のやっている事は何かしら誰かの役に立ってるんだな。
と逆に勇気付けられます。
そんな彼は実は【ピアニスト】
私はまだ聴いた事がないのですが、プロ級に上手らしいのです。まだ小学生ですけどね。
発表会では何かが降臨したかの様に弾き出し、会場のお客さんを鳴かせてしまう程らしい。
ご両親はそんな彼の才能を殺さずに、伸ばして彼が成人になったりした時にしっかり社会に適応してピアニストとして自立できる様に。と頑張っています。
そんな彼にこの音を聞かせてあげたいな。と『平原 誠之』のCDをプレゼントしてあげた事もありました。
彼が今後日本を代表するピアニストになるのではないか?と私自身も楽しみにしています( ´ ▽ ` )ノ
実は私の幼少期の頃に身近にいわゆる『発達障害』と言われた同級生や後輩やいとこが何人かいて、その時の記憶もあるせいか?
ちょっと他の症状などより思い入れがあるんです。
そしてなぜか?その子達と仲が良かったんですね。
よく子どもながらにあっちこっちいってしまったりするので、見張ってた覚えがあります。
なんというか、その頃からこういった仕事をするように導かれてたのかな〜?と思います。
本当に日々私たち『代替療法』と言われているこの業界。
今の1億倍はやれる事が沢山あるし、可能性が無限に存在する様に感じますし、確信もしています。
【自然治癒力】は必ず存在します。
自分の体の治し方を知っているのは医師でも、治療家でもなんでもありません。
それは『自分自身』にしかわかりえません。
私たちはその忘れかけている『本来の自分』を『本来の自然治癒力による自然な姿』を取り戻してもらうための【アシスタント】にしか過ぎません。
そのアシストの方法は様々です。
自分自身の心(精神や信念、記憶や感情など)と体(脳神経、内臓、筋肉など)がしっかりとコミュニケーションと取れている事に限ります。
体に出ている症状だからと言って、体にだけ変化を求めてはいけません。
必ずそこには心の症状も存在します。
心の症状を物理的なものに変化を求めてはいけません。
心の症状は心の変化を求めています。
その心の症状の救命信号が体に現れています。
体に出ている症状は心からの危険信号です。
自我を無視して、物質的な急激な変化だけを求めてはいけません。
それは自分で自分を無視する事です。
今出ている症状は、過去現在の自分自身の生きてきた生き様の証です。
何か無理していないか?何か心からの信号を無視していないか?
自分の体の治り方治し方は自分自身にしかわかりません。
それに気づくのはとても難しい事ですし、時には逃げたくなる現実を目の当たりにする事もあるかもしれません。
そんな時は一人で直視せずに、我々【アシスタント】をうまく使ってください。
では皆さん、心も身体も健やかに!1分1秒幸せと感謝を感じてお過ごしください( ´ ▽ ` )ノ
何やら今日は【治療家】として”じ〜ん”とくる1日でした。
当院のブログをご覧いただき、感謝いたします。
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