四十一番地
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How To お盆2

2005年8月13日(金)
栃木プチ旅行で体力の無さを露呈した我々は、
それでも楽しい休日を過ごすことに努力を惜しみません。


栃木プチ旅行での傷を癒していた我々のもとに、ナタリーさんがやってきました。
なんでも暇だから遊べとのことで、
断ったら横断歩道の向こう側から大きな声で破廉恥なことを叫ばれたり、
ノートに我々に対する不満を書き連ねられたりするだろうからしょうがなく、
我が家にご招待することになった次第です。
お好み焼きを作って食べたり、ビールを飲んでおならをしたり、
ナタリーさんの特異な性癖について長々と聞かされたりしました。
その日はその後夜も更け、普通に寝たのです。

2005年8月14日(土)
昼前頃に起床し、みんなでオリンピックの開会式を見た後に
ナタリーさんの自転車があまりにもpoorな感じなので、
ここはひとつrichな感じに再構築しようじゃないかという話になりました。
早速ドンキやホームセンターで足りない道具を買いそろえ、
我が家の裏に位置する公園で作業開始であります。

まず、ナタリーさんのpoorなチャリのイデアたる錆を落とし、
シールの剥がした跡を綺麗にします。

ゴシゴシ落とします。ひたすら落とします。

錆取りスプレーや、研磨剤入りのペーパーなどを使用して
数十分後にはとっても美麗になりました。

次に、塗装に向けてマスキングをします。
マスキングテープを購入したのですが、テープだけでは夜になってしまうので
いらない雑誌を使用することになりました。
丁度うちに、わたくしの後輩である長弘くんが購入し、加藤千晶さんがうちに置いていった
雑誌がありましたので、ありがたく使用させていただきました。
ちなみにこの雑誌、今も昔も、幅広い年齢層の男性に夢を与え続けている
”漢のバイブル”として名高い「メンズアクション」誌であります。
にしてもこの二人、何を考えているんでしょうか。先輩の家にエロティック・コミックを置いていくなんて!
ナタリーさんは作業開始前、我が家で最後の別れを惜しむかのように
このエロティック・コミックを熟読し、ずーっとちんちんをいじっていました。


↑官能的なコミックを惜しげもなく身に纏ったナタリーさんのチャリ

このようにチャリは、荘厳で官能的な外観になりました。我々の作業にも力が入ります。
犬の散歩に来た少年とそのお婆ちゃんの冷たい視線を浴びながら
我々は黙々と作業を続けます。


次に、まゆげを抜きます。抜きすぎて失敗しないように、
まず無駄毛をちっちゃい鼻毛切り鋏でカットし、
その後目立つ無駄まゆげを一本一本丁寧に抜いていきます。
このとき注意することはナタリーさんの鼻や頬に触れないことです。
不摂生により生成されたナタリー・オイルにより、神経を傷つける恐れがあるからです。
犬の臭いもします。

まゆげが綺麗になったらおしゃれをして、チャリ本体の塗装に入ります。
初めからツヤを出すためにラッカースプレーを使用しました。


↑作業に飽きてブランコに熱中する筆者

ムラにならないように少し離した位置から噴射します。
目立たない場所も気をつけて、丁寧に塗装しましょう。
火気が近くにないかに留意し、飛び散ったスプレーを吸わないようにすること。
頑張りましたがおもっくそムラになりました。


そして30分ほど乾燥させます。タバコを吸ったり蚊に刺されたりしながら完成を待ちましょう。

そしてとうとうナタリーさんのチャリが再構築されたのです!

なかなかおしゃれじゃないか!ね!ナタリーさん!
ヨーロッパの乞食みたいだぞ!
ナタリーさんはその後ごっつのビデオを観て、ご飯を食べてノリノリで帰宅しました。チャリで。
わたくしたちはその後ロードオブザリングのDVDを堪能いたしました。
はしゃぎすぎてわたくしの靴下が腐りました。


なかなか壮絶な、そして有意義なお盆でありました。
やっぱり外へ出て何かをするっていうのは、精神的にも肉体的にもリフレッシュできるもんですね。
でもちょっと疲れたので最終日の今日は一日中オリンピックを見てだらだらしております。
まあ、これもまた風流です。