以前のブログでも私が競馬に関係する本を何冊か紹介してきましたが、久しぶりに競馬に関するオススメの一冊を紹介したいと思いますひらめき電球



その一冊とは・・・・










『消えた天才騎手
最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡』
出版社 競馬王新書
著者 島田明宏



あのキズナ&ユタカ騎手の感動のダービー制覇からまだ僅か数日しか経っていませんが、その日本ダービーを僅か20歳という若さで制した騎手が存在していたことを皆さん、ご存知でしょうか?

そのジョッキーこそ、今回紹介する本の主役でもある前田長吉騎手!



あのウオッカが牝馬として64年ぶりにダービー制覇を果たした訳ですが、その64年前にダービー制覇を果たした牝馬こそ、今でも日本競馬史上に残る最強馬と評される


女傑クラッカークリフジ馬


そのクリフジの主戦をつとめたのが前田騎手でした。


この本では、いかに前田騎手が最年少でダービー制覇を果たしたのか?
だけでなく、当時は第二次世界大戦の真っ只中であった事からいかに戦時中に競馬が開催されていたのか?
更に、前田騎手の生い立ちや彼が生まれながらにいかに天才的な素質を秘めた騎手だったか?


そして・・・・


ダービージョッキーに輝きながらも、
戦争という逆らえない現実に身を投じ遠くシベリアまで出征し苛酷な日々を過ごしていくさまが描かれています。



前田騎手の素晴らしさや、クリフジの強さを十分に知ることができるだけでなく、
太平洋戦争が勃発する時代背景のなかで競馬が庶民にとってどのように見られていたのかも書かれていて日本競馬の歴史の一部分を知る事もできる一冊だと思いますひらめき電球


ダービー制覇の栄光クラッカー
そして、戦争の悲劇あせる


今では考えられない世界を騎手として生きた前田騎手ビックリマーク
いかに凄い騎手だったか!?


一見の価値あると思います!!



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