ゴジラ | 「Obi☆Wan」の 映画大好き♪♪

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映画のブログです。趣味でやってます。なるべくネタバレ無しで冒頭あらすじと、自分の感想を書いています。お楽しみいただければ幸いです(*^_^*)

GODZILLA    2014公開

【監督】ギャレス・エドワーズ
【出演】アーロン・テイラー=ジョンソン  エリザベス・オルセン
     ブライアン・クランストン  渡辺謙  サリー・ホーキンス
     ジュリエット・ビノシュ  デヴィッド・ストラザーン

【物語】


 フィリピンの炭鉱で大規模な崩落事故が起きた。
 調査にやってきた芹沢博士(渡辺)が目にしたものは、巨大生物の化石であった。しかも、その現場から海岸には、何かをひきずったような痕跡が延びていた…

 日本の原子力発電所で働くジョー・ブロディ(ブライアン)夫妻は、このところ起きている異常振動に敏感になっていた。場合によっては原子炉を止める決断に迫られていた。
 制御室で指揮をとるジョーが大きな揺れを感じたのは、妻が原子炉に調査に行っている最中のことであった。防護壁を下ろす前に、妻たちが脱出できればよいが…
 しかし、発電所は崩壊。そしてそこは立ち入り禁止区域となった。

 それから十数年後、ジョーの息子フォード(アーロン)は成長し、米軍の危険物処理班として働いていた。妻エル(エリザベス)、息子サムとともに幸せな日々を送っていた。しかし、父が立ち入り禁止区域に入り逮捕された知らせを受け、急遽日本に向かうことになった。

 あの事故の後、父ジョーは「あれは地震のせいではない」と、真実を追い求めるためにに暴走していたのだ。
 久しぶりに会った父に「一緒にアメリカで住もう」ともちかけたが、施設内に入るチャンスを得た父を追いかけて、あの原発施設に向かうフォード。

 そこは、すでに放射能の影響はなかった。すぐにやってきた警備員に捕まり、連れて行かれた先でフォードが見たものは、巨大な繭だった・・・・


 
【オビ☆ワン チェック】

 ハリウッドが、オリジナルをリスペクトし本気になって作ったゴジラ映画。
 その圧巻な映像に、白旗。もはやゴジラ映画を日本で作ることはかなわないでしょう。あのクオリティに日本の映画界が勝てる未来が想像できません。
 自国の文化を他国に奪われる悔しさを味わうことができましたo(TωT )

 今回驚いたことは、まだあります。それは話を徹底的に隠していたことです。よもやこんな展開だとは、予告では想像もしませんでした。ネタバレしないように感想を書くのが難しい(;^_^A

 ゴジラと核は切り離せないもの。本作では原子力発電所を扱いました。原発施設が窓から大きく見える小学校という風景は怖いですね。
 放射能で巨大化したとか、放射能をエネルギーとするとか、科学的にはどうなんだろうかと疑問に思うわけですが、それをありとしないと、怪獣SFは楽しめませんねwww

 ゴジラの造形は重厚感があり、背びれが凶悪でかっこいい。尻尾の動きも抜群。威嚇の咆哮もキマッてます☆

 この後、「ゴジラ対モスラ」(4作目1964年)、「三大怪獣地球最大の決戦」(5作目1964年)を家で見直しました。もはやハリウッドゴジラのインパクトに負けて、残念な映画に感じてしまいます。

 新ゴジラの破壊力は、幼き日のどきどきわくわく感まで粉々にしたって感じです。

 人間ドラマの方は、父や芹沢博士に巻き込まれるアーロンが主人公ですが、冒頭の父の悲劇が見所です。父役のブライアンさん、いいですね♪
 ゴジラが登場してからは、やはりゴジラがすべての役者を食ってしまいます。

 どうやら続編制作も決まったようですが、ゴジラが軟弱化せず、シリアス路線を続けてほしいです。
 
星星