いや

もう

ショックすぎて 一瞬 何を言ってるのかがわからなくて

ごめん、もう一度言ってくれない?と聞き返した

返事は同じだった


離婚したんだよ だからダッドは家にはもういないんだ


7日が弟の誕生日だったから とても久しぶりに ただ誕生日おめでとう とだけ

メールを送って どうしてる?から聞いて

ちょっと話そうかになり

ダッドとマムは元気? と聞いたけど 

まさかの答えが 離婚 


信じられなくて 今でも心臓が飛び出すくらい 動機がひどい


いくら縁はきれても ダッドはダッドで


もう 帰っても会えないんだ

それしか頭の中をめぐることはなかった


よくはわからないけど と弟がいうには

どうやら新しい彼女ができて なんかうそついたり へんだったりしてたんだよ

で離婚したんだ 今はどこにいるかもわかんない そう遠くへはいってないだろうけれど


離婚はダッドからだったという


まさかだった


新しい彼女? うそでしょ? あれだけ マムを愛してて あれだけの月日を重ねてたのに


僕にはそれ以上聞くすべはなく

ダッドに聞くことも マムに聞くことすらできないから


この二人は永遠なんだと 

この場所は永遠に変わらないんだと

そう思ってた


でも

やはり 人間に 永遠なんて 言葉はなかった


いつになく 鮮明に僕を笑顔で呼ぶダッドの夢を見たのは数日前だった


そして

16年間 とてもいい子だった 愛犬のバディが 天国に旅立った事もしった

ダッドとマムが別れたのはバディが死んでからだったという


永遠だった僕の場所は もうそこにはなく

ただただ記憶の中にしか存在しない


新年あけて 

そうそう 肺炎一歩手前で死んでた僕ですが

年末にはモーターヘッドのレミーがいっちまい

そして年明け 

永遠の星の王子さま デビッドボウイ様が 星へと帰っていきました


次々と僕のヒーローたちがこの世を去る


ボウイ様の死は 

僕にとってはかなりのショックで

本当に泣いてます



だって僕が洋楽に触れ始めたころに ボウイ様がそこにいたから


スターマンの歌詞がずーっと


安らかに 


すっかり今年も残すところわずか三日となりましたね

只今細々とバーテンダーの修行をしております

僕が12月から本格的に修行とお手伝いをさせていただいている

都内では伝説のバーと言われるほどのところなのですが

初日はおいてあるお酒達に本当に感激したほどです

席数わずか14席しかない小さなお店ではありますが一度入り

マスターにお勧めはと聞けばその品揃えのすごさがわかります

僕はそこではお酒は一切作らずひたすら洗い物と掃除、軽い接客等に徹しており

お酒は必ずマスターが作ります

その所作がとても勉強になりますしもちろんお酒にまつわる話も相当勉強になってます

そのバーはカクテルベースのバーではなく ウィスキーに特化しているバーなので

(カクテルを言えば作ってはくれますが滅多に作らないのが男気バーなのです)

その歴史の深さに感銘を受けております



いつも少しお客様が引いた時は常に棚にあるビンを一本ずつチェックしつつ

マスターにあれやこれや質問する僕ですが

棚奥にひっそりと置かれてた一切の妥協を許さないコニャック

ポールジロー

思わず二度見してしまいました それほどまでにこのコニャックを置いてあるところは

少ないのです

年数はわかいけどね といいつつも入手するのは本当に大変なものです

なにせ収穫年が不作だと作らないというこだわりよう

それは僕が一番最初にバーテンダーに興味を持って知ったコニャックだったのです

飲みたい・・・しかし僕がお酒に弱い事をマスターは承知なので

お客様に勧められない限りは飲みません

勧められても軽い僕一番のお気に入りのジンを使った軽いカクテルのみ

あまりにも僕が何度も見てるのを気づいてたんですね

本日が今年のお手伝い最後の日でしたが帰り際に 

これもっていってね と青い袋にビンが

何かのリキュールかなぁ?と 本当に予測がつかず ではお疲れ様でしたと

先に外にでると マスターが

ポールジロー気にしてたから これポールジローのジュース 飲んでね お疲れ様

唖然としている僕 まだお客様がいたためマスターはすぐお店に戻りましたが

おずおずと袋からだしてみると 

それは確かに ポールジロースパークリンググレープジュース

貴腐ワインに匹敵するジュースともいわれるこのグレープジュースは

グレープなのにリンゴの風味がするというので本当に美味しいと絶賛されているものです

なによりも マスターのその気遣いがとても嬉しく本当に感謝しました

買えないわけではないのですが 僕はこれはきちんとしたお酒が作れる

お客様にきちんとお出しできるバーテンダーになるまで封を切らない事にしました

封を切るときはもちろん マスターのお店で 

それまではしばし眠りについてもらいます 

デザイナーであることはやめてはいません

けれど同じ何かを作るという工程に魅了された僕はバーテンダーとしても歩いていこうと

やはりクリエイターなんだなぁ となんとなく自分で認識した夜でした

デザイナーで バーテンダー それもありかな



PS Nちゃんへ

一度飲みに行こうよ! ボウモアが好きなら 驚くのいっぱい隠しもってるから(笑)