イメージ 1イメージ 2イメージ 3イメージ 4イメージ 5イメージ 6 本日、ヒステリックグラマーのシークレットセールに行ってきました!!
 
 ヒスが以前からシークレットセールを開催していることは知っていましたが、正規店である一定以上の購入歴がないと招待状が送られてこないらしく、私としては今回が初めての招待となりました。気になるのは、その基準ですが、ハッキリしたことは私には分かりません。以前から1年間に10万円以上は購入していたと思いますが、招待状がきたことはなく、ここ1年間はかなりな数の服を買ったので、招待となったのでしょう。今後継続して招待されるかも分からず、もし、1年単位での購入金額集計だとすると、毎回、招待されるのは結構たいへんとなります。ちなみにシークレットセールは、夏と冬の2回開催されるようです。

 そんなこんなで、招待状が届いたのは今週の月曜日(2016年2月22日)。セールが今日(金曜日)ですから、かなりギリギリでの案内であり、招待された方の中には行きたくても行けない人がいたのではないかと思います。もう少し余裕をもって招待状を送ってほしいものですね。

 シークレットセールは午前の部と、午後の部に分かれていて、招待者の振り分けは厳選なる抽選で行うとか。午前と午後では、どうしたって、午前の方が品数が揃っていると推測され、抽選とはいえ、ちょっと不公平感は否めません。これまでの購入金額によって、振り分けられているのでは?と勘ぐってしまいます。

 さて、私は幸い休暇がとれたのと、ちょうど週末に東京出張があったので行くことにしました(ちなみに私は仙台在住です)。

 14時15分から入場順の抽選があるとのことで、14時には現場に到着するように自宅を出ました。14時ちょっと前に現場に着くと、すでに50名くらい人が並んでいましたが、バーバリーなどの高級ブランドのファミリーセールほどの混雑ではないな、との印象。並んでいる皆さんは流石にヒスのヘビーユーザーらしく、ほとんどの人がヒスの服を着ていました(当たり前か…)。

 今日の東京は今期一番の寒さらしく、待っていたところがビルの日陰ということもあり、風がかなり冷たく感じました。前に並んでいたお姉さんたちは、「寒い、寒い」を連呼していましたが、私といえば東北人ですので、これくらいの寒さは耐えられます。スマホで小保方さんの記事(私も研究者のはしくれとして興味がありまして)を読みながら待つこと20分。予定通り14時15分から抽選が開始。並んだ順に箱に入ったクジを引いていきます。

 クジを引く際には招待状の名前とメンバーズカードの名前が照会され、不正がないか、あるいは転売業者でないかのチェックが入ります。もちろん、私はヒスのヘビーユーザーで転売業者ではないので、なんなくクリア。早速クジを引きましたが、なんと「48」番!小さいころからのクジ運のなさっぷりを露呈しつつも、こればっかりは受け入れるしかありません。

 その後、待つこと15分程度。ヒス社員から、

1番から30番の方、前の方に移動してください!

 との声が、寒空の下、響きます。該当する人々が小走りに前の方に移動していきます。

 「これが第1陣か!この人たちが優先で入れるんだな…。」

 との推測をたて、羨望のまなざしでクジ運がいい人の後ろ姿を見送ります。

 「あとどれくらい待つのだろうか?」

 すると、5分後くらいでしょうか、

 「31番から60番の方、前の方に移動してください!

 と社員さんの声がかかります。そそくさと前の方に移動すると、番号順に1列に並ばされ、クジの番号確認と同時に買い物袋が渡されました。この袋が案外、小さい。男性用のコートがふたつも入れば満杯といった感じです。

 「こんなに小さい袋で大丈夫なのだろか…。」

 一抹の不安に駆られます。今回のセールで主流をなすのは、おそらく冬物。セーターやコートなどは、こんなちっちゃいバッグに入る数はたかが知れています。せっかく遙々やってきたのに、ほしいものが全て買えないのではないか…。イヤな予感が頭をよぎります。とはいえ、心配しても状況が好転するわけではありません。あとは開場まで、ただただ待つだけです。

 最初に呼ばれたクジ運のいい第1陣の人々も、まだ会場には入れておらず、階段に並ばされています。写真ではよく分からないと思いますが、圧倒的に女性が多い。男性2に対して女性8、ってところでしょうか。確かに、平日の金曜、15時くらいにシークレットセールに来ることができる男性って、かなりマイノリティでしょうけど…。

 さてさて、そんなことを思いながら待つこと20分ほど、前方からビル内への誘導が始まりました。結局は第1陣も第2陣も関係なく、クジ順どおりに会場内にゆっくりと案内されるシステム。皆さん、待ちきれない、という感じの表情で会場の方を見つめていました。

 私は48番にも関わらず、会場内の入口付近まで歩を進めることができ、ちょうどそのとき15時となって開場!

 会場はそんなに広くなく、一般的なコンビニが2店舗くらい入る程度のスペースです。壁には全品70%OFF(ただし赤札を除く)のポスターが貼られています(赤札とはB級品で、キズがついている品物らしく、だいたい80%OFFくらいになっていました)。女性用と男性用のワゴンがふたつずつあり、主にニットやセーターが並んでいて、パンツやアウター、セットアップなどは、男女に分かれてハンガーに掛けられていました。意外と数はそろっていて、奪い合いになるようなことはなく、じっくりと見ることができる感じです。

 私の狙いはサンプル品のセットアップ。探すのに夢中で写真は撮れませんでしたが、一番奥の隅の方にそれらしきものが見えます。早速、接近しようと思った矢先、今季、売られていたピンクのコートが目に入ります。
 
 「おお!これは確認しておかないと!」

 セットアップのことを忘れ、コートに近づきます。

 「あれ?かなり小っちぇーな!」

 なんとレディースでした。ヒスの、特にグラマーラインはメンズかレディースかの表記もなければ、デザインも酷似しているので、遠目では判断がつきにくいのです。

 気を取り直して、セットアップの方に向かいます。すると、な、なんと!秋に定価で購入したXXXのチータ柄のセットアップとチェスターコートが陳列されているではありませんかっぁぁぁ!!!(サンプル品ではありましたが…)

 他にも定価で買ったものが数点…。ざっと計算すると約15万円くらいの損出…。ショックでしたが、考えても詮無いことです。せっかく遠いところやってきたのですから、好みの品物を探すしかありません。

 ブラブラと物色をしてみると、なかなかいいものがあります。ほとんどが今季の冬物でしたが、欲しかったけど手が出なかった品物(これもサンプル品)があり、概ね、満足できる買い物ができました。ただ、試着室がないので、事前に正規店でサイズを確認しておく必要があるのが難点でした。試着室があると混雑が激しくなるは分かりますが、ここは改善していただきたいところです。

 レジの前では再度、招待状の名前とメンバーズカードの名前を確認する徹底ぶり。そうとう転売業者を警戒しているようです。転売業者はヘビーユーザーにとって邪魔以外の何者でもないので、この対応は支持できます。
 
 あと、座っての品定めや、袋からはみ出すくらいの抱え込みも注意されるので、このようなセールにしては、ゆったりと安心して買い物ができるのは素晴らしいと思いました。

 ただ、このスタイルでのシークレットセールは、地方の住むヘビーユーザーにとってはあきらかに不利であることは間違いありません。今後はインターネットによるシークレットセールの開催を望みます

 そんな希望よりも、次回のシークレットセールに招待されるかが気になるところですけど(*´∀`)。