前回の投稿が、2016(平成28)年4月6日。
放送大学教養学部を卒業し、東京都渋谷区のNHKホールで開かれた学位記授与式(卒業式)と、その後参加した同窓会主催の卒業記念パーティについて書きました。
それから5年間、ブログを更新も閉鎖もせず放置しておりました。
本日、久しぶりに(こちらも何年かぶりに)アメブロ事務局からメールが届き、このブログをフォローしてくださった方がいらっしゃる旨の内容でした。
5年ぶりにブログ管理ページにアクセスして、本当に驚き、そして感謝の気持ちでいっぱいです。
5年間何も投稿していなかったのに、少ない時で一日数件、多い時で200件近いアクセスがあったことを知りました。
こんな筆無精の私が書いた記事でもどなたかの参考になったことがあったとすれば、それは嬉しさ倍増です。
さて、この5年間、何をしていたかと申しますと・・・
結論から申しますと、現在私は放送大学ではない、関東地方の某私立大学の大学院博士後期課程の3年生に在籍し、仕事の傍ら個人研究を相変わらず続けております。
心理学と臨床心理学の基礎を学ぼうと3年次に編入学した放送大学教養学部でしたが、入学前に地元学習センターが開いた講演会で講師の先生の講義に衝撃を受け、この先生の指導を受けたい!と熱望し、社会心理学をご専門とする先生の卒業研究の履修希望を出し、念願かなって厳しくも暖かい指導を4年次に受けました。ここまでは過去の記事に書いたとおりであります。
さて、もともと精神保健福祉士の資格を所持していた私、今度こそメンタルヘルスについての研究をしようとは卒業前に考えておりましたが、放送大学大学院へ進むか、他大学の大学院へ進むか。まごまごしているうちにいずれの修士課程・博士前期課程も出願のタイミングを逃してしまいました。
とりあえず、放送大学大学院の「修士選科生」として1年間在籍し、色々と興味のある科目を履修して、修士課程で何を学ぶか決めてから、改めて「修士全科生」の入試を受けようと決めました。
放送大学大学院の修士課程は、「文化科学研究科文化科学専攻」の一専攻飲みですが、その中には7つのプログラムがあります。(2013/平成25年に再編)
生活・健康・福祉領域の「生活健康科学プログラム」。
心理学・教育学等の人間発達領域の「人間発達科学プログラム」。
臨床心理士養成のための「臨床心理学プログラム」。
政治経済等の社会構造と変容を領域とする「社会経営科学プログラム」。
歴史・文化等を領域とする「人文学プログラム」。
情報及びコンピュータを領域とする「情報学プログラム」。
科学技術を領域とする「自然科学プログラム」。
私は、この中で前者3プログラムから自分の研究したい内容と関連すると思われる科目をいくつか履修しました。
そんな中、学部卒研ゼミでお世話になった社会心理学の先生が「危機の心理学」を開講されると聞き及び、災害時のメンタルヘルスについて関心の合った私は、学部に引き続き修士課程でもお世話になろうと、人間発達科学プログラムの修士全科生に出願することにしたのでした。
無事に(何とか)入試を突破し、2017(平成29)年4月に修士全科生として入学しました。
途中で趣味のスポーツ活動中にアキレス腱を切って日常生活に重大な支障を生じたりしましたが、選科生時代に放送授業と、前年どから始まったオンライン授業で修士全科生の修了要件分はほぼ履修し終えていたので、何とか最低年限の2年で修士論文を書き終え、2019(平成31)年3月に修士(学術)の学位を頂いて修了することができました。(実は、修士全科生の多くは修士課程入学前に選科生としてこのように修了要件分の科目を履修しておき、修士課程入学後は修士論文の作成に専念するケースが大半です)
選科生の時に、修士全科生になったらこういう研究をしたい、というものを明らかにした研究計画書を出願書類の一つとして作成したのですが、そのまま予備調査を修士課程入学前に行っておいたのも大きかったです。
さて、修士論文を提出する少し前から、今の研究をもっと突き詰めたい欲が強くなりました。
修士の次は博士。私の場合、別に博士になったからと言って給料や職級が上がるわけではないですし、研究者になるつもりもなく、単純にマニアを極めたいという自己満足なのですが、それにしても修士課程で「大学院生は学部生と違い、自律した研究姿勢が求められる」ことを嫌というほど思い知りましたので、博士後期課程入試は事前に情報収集を徹底し、受験校を絞り込みました。
災害時のメンタルヘルス。
精神保健福祉士だから・・・社会福祉学系かな?
産業保健の視点で・・・公衆衛生学系かな?
ケアの実践は・・・やっぱり臨床心理学かな?
以上、3つの大学院の博士後期課程を受験し、修士課程修了の前月、社会福祉学系の研究科のある大学院から合格通知を頂きました。
国立大学よりも学費の安い私立大学(大学院にはそのようなケースが多いです)でもあるため、社会人学生・妻子持ちの身には有難い限りです。
そして先月、博士後期課程の3年生になりました。
博士後期課程の最低修業年限は3年ですが、この私、まだ博士論文の執筆に取り掛かっておりません。
昨年末に本調査の倫理審査が下りたので、今年からようやく本調査に入るところです。
元号が平成から令和になり、通学課程とは言っても学部や修士課程より遥かに少ない通学頻度(大学や研究科にもよりますが、基本的に博士課程に「授業」はありません。指導教員による個別指導と、同じ専攻・分野の博士学生との合同指導会ある程度です)ですので、傍目には学生生活を送っているようには見えないかも知れません。
しかし、成果物を多く求められます。個別指導時の先行研究レビュー、指導会でのレジュメ・スライド作成・・・
また博士論文を書けばそれで終わりではありません。大学の認める学会の研究雑誌に論文を投稿し、掲載されなければ博士論文の審査を受けることはできません。
学会にもよりますが、投稿してから学会誌に論文が掲載されるまで数ヶ月どころか半年・1年待たされて査読結果がようやく来て、掲載決定かと思いきや「リジェクト(却下)」あるいは「ここ書き直して再提出」とか言われて・・・私の先輩にも、ほぼ博士論文は書き終わっているのに、投稿論文がリジェクトされて、他の学会へ改めて提出し、その結果待ちのために入学から5年・6年たってしまった方々もいらっしゃいます。
博士後期課程には、最低年限の3年と、留年・休学を組み合わせれば最大8年間籍を置くことができます。私はどうなることやら・・・
5年ぶりの投稿でしたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
今回の投稿の中で、放送大学での学びに関連するところは、機会を見てまた詳しく書いて参りたいと存じます。
