O.L / T.M Revolution

煙たげな 店を抜け出し 
これからふたり どこへ行けばいい 
眠りさえ 性になる街で
 
ガードの下の 錆びた匂いと 
汚れた壁に 癒されながら 
喘ぎながら 互いを知り合う
 
昨日までを 庇うように 抱きしめてみた 
君の肩越しに 新しい何かが見えて

わずかな夜を 滑り落ちて消える 
くちづけよ 孤独な花になれ

迷いの中で 咲き急ぐ想いが 
頼りなくも はかなくも風に震える

影絵の様な 揺らめく日々に 
ひとつひとつと 種を蒔いてく 
終わりのない 旅を続けよう

歩いたのは 途切れのない 歓びの場所 
見せかけの宝石の 輝きばかりが 今も

声も出せずに 君の熱を待ってる 
唇の孤独よ 花になれ

嵐の中の波に触れるように 
君に触れて 見知らぬ沖に流される

わずかな夜を 滑り落ちて消える 
くちづけよ 孤独な花になれ
 
砂漠の中の 瞬間を咲いておくれ 
生きるほどに 削れる心なら

声も出せずに 君の熱にむせて 
繰り返す 夢なら覚めないで
  
失うだけの 闇にもつれながら
頼りなくも 儚いものを育ててる