ツアー客から抜け出してアトラクション乗り場で並んでいる僕
ふと後ろにいるのは小中高と同級生だった女性の妹さん
お姉さん元気?
と聞いてみた
「お料理の先生しているよ」
とそっけない回答があったので
僕のこと覚えている?
と聞いたら
何か言っていたが思い出せない
 
いつの間にかジェットコースターに乗っている
後ろには同級生の妹がいるのだが・・・
完全に私の椅子状態になっていている
「きつくないかな?」
と尋ねると
「今更・・・どうするの?」
と返ってきた
 
程なくジェットコースターは動き出し
まずはいきなりの急降下
うわっっと
頭に威圧が襲ってくる!
すると緩やかなレールに差し掛かる
 
何故か水の中を入っていく
不思議と息は苦しくない
 
自ら上がると
一人乗りになっていた
 
先頭には何もなく
前からは
絶叫の声だけが聞こえる
 
恐怖をみずに目を閉じてみようと試みる
 
そろそろ
目的の大回転部分にさしかかるのか?
 
あら?
安全ベルトをしていない
 
え?
ただの紐!?
 
黒い紐だけが
でも何故か
 
手が重くて結べない
慌てて
「ちょっと待って」
と言って見たが
マシンはまったく止まらない
 
やっと手が動いた!
 
目が覚めた・・・