高山猛久ブログ「高山猛久のMY PRIVATE PRESS FACTORY」 by Ameba -741ページ目

『 社会人なボクと、俳優なオレ 』

 この間は、「 シャンプーハット 」 舞台 「 立川ドライブ 」 を、


 若林さんと、デスクのYちゃん、プラスアクト編集のHさんと


 見に行って来たわけなんですが・・・、




 シャンプーハットには珍しいらしい、社会派シリアスドラマに、


 帰りはその話題で持ちきりだった。


 そして、迫力の演技を見た後で、感じるところもあった。






 僕は、毎朝、テレビのニュースを見るのが、結構めんどくさいんです。


 というよりも、ここ最近まで、ほとんど見ていませんでした。


 だってここ何年か、異常犯罪のニュースを見なかった週は


 なかったような気がするんです。




 ただでさえ、朝が苦手なボクは、


 「 朝っぱらから縁起でもねぇ話、聞かせんじゃねぇよ。 」 と


 思ってしまうわけです。




 そんな反面、役者としてってか大人?として、


 「 世の中で起こっていることも知っておかなければいけない 」


 とも思うわけです。




 そんなに、イカれたニュースが増えたんですかねぇ・・・。




 事件の報道は結構なんだけど、ついでにってかメインには、


 なんかこう 「 今日のちょっとした、いい話スマイルくん 」 なんて


 ニュースコーナーを作ってくれないかなぁ。






 そんなお話をハヤリの可愛いニュースキャスター達が、


 「 今日は、こんなに素晴らしい出来事がありました! 」 なんつって、


 毎朝レポートしてくれたら、さすがのオイラもテンション上がるぜ。




 なーんて、皆さん思ったことない?




 僕の中の俳優は、たとえそれが哀しい事件であろうと、興味や、


 人間に対する好奇心は絶えないわけで・・・、いろいろな役柄や、


 一般的には 「 病んでる 」 と判断される題材にでも、


 喜んで手を出してみたいという欲求があるんです。


 が、その反面、現実にイカれた話を聞かされちゃうと、


 ‘ shut the fu○k up ’ とか思ってしまうわけで・・・。


 そこんとこ、俳優な俺と、社会人ぶってる僕との間に、


 矛盾を感じたりもしちゃうんですよね。






 ちょっと、話がそれましたが・・・。 「 シャンプーハット 」 良かったぜ!!




 悲劇はエンターテーメントになりうると思います。




 でも悲劇は、映画館や舞台の中、演技だけでけっこうなんだなと、


 感じてしまう今日この頃でした。