『 社会人なボクと、俳優なオレ 』
この間は、「 シャンプーハット 」 舞台 「 立川ドライブ 」 を、
若林さんと、デスクのYちゃん、プラスアクト編集のHさんと
見に行って来たわけなんですが・・・、
シャンプーハットには珍しいらしい、社会派シリアスドラマに、
帰りはその話題で持ちきりだった。
そして、迫力の演技を見た後で、感じるところもあった。
僕は、毎朝、テレビのニュースを見るのが、結構めんどくさいんです。
というよりも、ここ最近まで、ほとんど見ていませんでした。
だってここ何年か、異常犯罪のニュースを見なかった週は
なかったような気がするんです。
ただでさえ、朝が苦手なボクは、
「 朝っぱらから縁起でもねぇ話、聞かせんじゃねぇよ。 」 と
思ってしまうわけです。
そんな反面、役者としてってか大人?として、
「 世の中で起こっていることも知っておかなければいけない 」
とも思うわけです。
そんなに、イカれたニュースが増えたんですかねぇ・・・。
事件の報道は結構なんだけど、ついでにってかメインには、
なんかこう 「 今日のちょっとした、いい話 」 なんて
ニュースコーナーを作ってくれないかなぁ。
そんなお話をハヤリの可愛いニュースキャスター達が、
「 今日は、こんなに素晴らしい出来事がありました! 」 なんつって、
毎朝レポートしてくれたら、さすがのオイラもテンション上がるぜ。
なーんて、皆さん思ったことない?
僕の中の俳優は、たとえそれが哀しい事件であろうと、興味や、
人間に対する好奇心は絶えないわけで・・・、いろいろな役柄や、
一般的には 「 病んでる 」 と判断される題材にでも、
喜んで手を出してみたいという欲求があるんです。
が、その反面、現実にイカれた話を聞かされちゃうと、
‘ shut the fu○k up ’ とか思ってしまうわけで・・・。
そこんとこ、俳優な俺と、社会人ぶってる僕との間に、
矛盾を感じたりもしちゃうんですよね。
ちょっと、話がそれましたが・・・。 「 シャンプーハット 」 良かったぜ!!
悲劇はエンターテーメントになりうると思います。
でも悲劇は、映画館や舞台の中、演技だけでけっこうなんだなと、
感じてしまう今日この頃でした。