認知症の親というのは、思いもかけない事を平気でやらかすものだ

全国にどれだけ多くの人がこれで やりきれない思いをしているだろうか?

前記事をみてわかるように 一昨日から昨日にかけ 自分の胸中はなんとなくどんよりした混沌に支配されていた

理屈がいろいろ駆け回っているが 本質的にマインドは暗かった 明るくしようにもできなかった

だいたい! だいたいにおいて 自分の場合そんな時は、次の日何かが起こるというのがいままでのパターンだ

しかし まさかそれが的中するとは! w(゜o゜;)w

またもや 親父が外で思いもかけないことをやらかしてくれた 実は親父は高齢者ドライバーとして たまに近くを運転することぐらいは自分は認めていた

なぜなら 親父の場合、最近スピードだけは一切ださず ドライブテクニックだけはそれほど衰えていなかったからだ

昔 親父はスピード狂で、とても隣に載るのが怖いくらいだったのだ

しかし一度小さな自分だけの事故を起こしてからはそれが一切無くなり最近ではすっかり安全運転で一切スピードを出さなくなった

それが明らかだったためちかくの買い物ぐらいは許していたのだ しかし今回はそれが 不幸を招いた

昼食事 親父が忘れ物をしたと戻ってきた そして自分も一緒に探し 車をみたら なんと! みたこともないあかの他人の車だったのだ!

現在いつもの車を車検にだしているため 今日で3日目の代車だった よって コックピット周りの環境だけが若干似ていたため親父は完全に気づくことなく 車においだはずの物が無いという点だけに気づき家に戻ってきたのだ

まーた 奇妙なことをしてくれた! なんじゃこりゃ~っ!!! またか! と思ったと同時にその真相は即座に脳裏に駆け巡った

親父は、途中スーバーで買い物をして 自分の車に戻った時 たまたま隣にあった鍵のかかってない似ていた車に乗って そのままボタンでエンジンスタートさせた

ということだ!

当然 即座に親父を連れて そのスーパーにいくとそこには、被害者家族と警察がたむろっていた

そこに到着すると同時に 最初警察は泥棒を捕まえるようにすり寄ってきた

そして事情聴取を受け 自分は必至に状況を説明して、やがて警察の顔から 最悪の緊張は解けてきた

後は想像におまかせするが 被害者も事状を悟り許してくれて それから警察署にいき、後は本格的事情聴取を受け かなりの時間がかかり 丸一日これで時間がとんだ

そして 親父の免許が更新期限を切れていることもわかり 無免許運転ということで処理されることになった

明日もまた警察にいかなければいけなくなった

やってくれるよ 全く

ここ1ヵ月の間 親父が引き起こす 驚きビックリの災難がどれだけあったのか 数えればこれで1ヵ月のうち 半分の予定がないがしろになった

大きいのだけあげれば

・突然の喉の痛みで 夜中~朝にかけて病院につれいくこと数回 5回以上 いろんな病院につれていった

・車のカギがなくなった!と探したがみつからない しかし次の日 本人の机の周辺でみつかる

・ツィッターで以前書いたが 待ち合わせがほんの少し遅れただけで激怒して 病院で大ゲンカした

・口が酸っぱくなるくらい 絶対買うなといっておいたものを平気で買ってくる

・携帯電話がなくなったということで 探し回ったあげく 最後ショップで探知してもらったら なんとマナーモードで車の中にあった

・そして 今回のこと

上はあくまで でかいのだけをあげたが 小さいのやら 口喧嘩をあげればまだまだある また6月は、金の問題は起きなかったが それまでは 引き出したはずの金がないということで大騒動があった

上は、ここ1ヵ月ぐらいの間にあった 大イベントを書いたが 中や小をあげればまだまだある

第一 こういうふうに箇条書きにすれば、文の体裁上 項目になり少なくみえるが、実は 親父との会話は、ほとんど全て苦痛なのだ

なぜならそれは、親父の話すことは完全な錯覚と思い込みを真実だと思って話しているからだ

そしていつもでかい音でテレビを鳴らしていて 近くによるのが嫌になる

それでいて 少しでも 認知症のことを言えば、激怒して手におえなくなるのだ 親父自身は、今日のような失敗をしても若い時のように以前と変わらず 注意すればこのような失敗はないと思い込んでいるのだ

というか そもそも 認知症のため これら数々のイベントをほとんど覚えていない! だから過去の事例をだして 親父を攻めても怒りを暴発させるだけで意味がないのだ

おそらく 認知症の高齢者の面倒をみるという経験の無い人はそれでもなんとかなるはずだ! とおもうだろう

しかし そうはいかないのが認知症の最も怖いところであり この状態でもってして 真の反省というものは無いとなる だから認知症とは始末に悪い

というか 最悪だ! そう! 自分はこうやってブログで書くことでうっぷんばらしをしているのだ どっかでそうでもしないとやってられん!

自分は、過去友達に 認知症においては、親父こそが最も苦労したという話をきいた 少なくともその友達よりは自分の場合マシかもしれない なぜならその友達の親父はよく 結果論としての万引きをして警察に呼ばれたそうだ

そのような友達の話を聞いて そのときはまさか?と思っていたが 今自分はそれにちかいものを経験している

おそらく全国でどれだけ この種のことにやりきれない思いを抱いている人がいるだろうか?

それでもまだ 放浪癖や 金銭を度外視した買い物を衝動的にやる とかは無いため なんとかなっているが、これがでてきたら借金してでも施設に入れないといけなくなる

人に相談すれば ケアマネにいって介護認定を受け 騙してでも施設に入れろというだろうけど まずうちの場合それはできない 第一見抜かれてしまうし
金もないし ほんとどうしたもんだろうか? 今はできる限り見張っているしかない

火事の後 自分の運勢は 甲状腺機能亢進症の悪化 親の準認知症 と続いたが それで一応 大きな不幸の枠の波は停滞をはじめた

しかし小中規模の不幸は 単理 ほとんど親父が引き起こしている 今となっては本人は気づいていないが、自分の人生の最大の障害であり癌だ

自分は 幼少時 お爺さんに育てられた。そして少年期(小学低学年時)に親父が本格的に教育をするようになった 従って自分は最初から親父という存在は

突然頭の上にのしかかってきた厄介者としてスタートした もちろん 後にそんなことは忘れて小さい頃は親父によく政治について聞かされた

当然 男親としてある種尊敬もしていたが 今度は、その親父が怪物となって自分を襲っている しかもアホの一本松+災害の種となり 襲い掛かってくる

正直 今のところ打つ手がない ただ 今回の車の件で もう車は警察と連携して完全に強制的にとりあげることにしたため おそらく他人様を巻き込むようなでかい

不幸を運んでくることはないと思われる

ほんとおもうのは、これで完全に驚きビックリがなくなれば例え今 不幸のどん底であっても 心澄み渡るというものだ

今はただただ粛々と 自分の手術の終がおわり 社会復帰をまつしかない そのうち何かしらの打つ手がでてくるかもしれない

 

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