ニューヨークでは年々家賃が上がっておりますが、今後どこまで上がってしまうのでしょうか。。。。
そんな中今日は、ニューヨーク内のシェアのお部屋の相場をお伝えできたらと思います。
シェアの相場は、賃貸アパート全体の家賃と関連がありますが、単純にいうとアパート全体の家賃を部屋数で割ると1部屋の家賃が出てきます。もちろんお部屋の大きさによって同じアパート内のお部屋の家賃はそれぞれ異なってきますが、賃貸アパートの相場が分かっていると、自分のお部屋は安めか高めかというのが分かってきます。
ですが同じエリア内でも、すべてのアパートの家賃が同じというわけではなく、アパートに住んでいる年数によって家賃が異なってくることに注意しなければなりません。例えば同じビル内でも、去年入居してきた人と、20年前から住んでいるテナントでは払っている家賃が多くの場合異なってきます。
ニューヨークでは通常アパートの家賃はリースの更新時(通常1年か2年おき)に上がっていきます。アパートの種類によって上がる率は異なってきますが、一定の低い割合でしか家賃が上がっていかないアパートがありまして、テナントが昔から住んでいる場合、今の相場よりも安い家賃で住んでいる方がおられます。そういった方がアパートを退去されると、ビルのオーナーさんは家賃を現在の相場に上げて貸すことが可能になりますが、古いテナントが住んいる間は急に家賃を今の相場まで上げることが出来ない種類のアパートがあるんです。
そういった古いテナントが自分のアパート内のお部屋を貸す場合、家賃が相場よりも安くなるケースがあります。当社でも扱っているマンハッタンの格安物件というのはこういったものが多くなっています。ですがそういったテナントも今の相場は分かっておりますので、現在の相場に近い家賃で貸してしまう人ももちろんおられます。
これはクイーンズやブルックリンなどのどのエリアでも同じです。
賃貸アパート内のお部屋ではなく、分譲アパートやオーナーさんが所有する一軒家内のお部屋が貸しに出されるケースがございますが、この場合も相場よりも安く貸して下さるケースがあるでしょう。ローンなどが多く残っている場合は安くしてもらうことが難しいかもしれませんが、賃貸人から借りるよりも、オーナーさんから直接アパートを借りる方が安いケースが多いかもしれません。
次回に続きます。。。