『1分セラピー』 奥田弘美(著)
こんばんは。
神谷です。
今日は、1分だけ読んで、ちょっと心が軽くなる本を紹介します。
読んで、お役にたちそうなコラムを、何回かに分けて、紹介していきますね。
『1分セラピー』 の帯には、
本書は、私が今まで精神科医として、
多くの人々の「悩み」「ストレス」「ウツ」を
カウンセリングしてきた経験から、
「ちょっとした考え方を転換」するだけで悩みを解決し、
より幸せに生きられる方法を、
「1分で読めるかたち」にまとめたものです
とあります。『道が開ける
』はちょっと重すぎる、という方は、『1分セラピー』 はいかがでしょうか^◇^b
『1分セラピー』 は、奥田弘美氏自身が悩んで、解決してきた経験に基づく話もありますので、説得力がある話が多いです。
では、いくつかコラムを紹介します。
”第2章 「仕事」について” から、
「”不言実行”より”有言実行”のほうが成功しやすい」
コーチングのスキルに「公言化」というものがあります。人は、「他者に対する約束」は守ろうとするのに、「自分に対する約束」は簡単に破ってしまいがち。
これは、そんな人間の性質を利用して、自分でやろうと決めたことを実現化するために、他の人に対して、「約束する=宣言する」というスキルです。
自分の味方になってくれそうな人に「行動宣言」をすると、それがいい意味でプレッシャーとなって、実行率が格段に上がります。
最近似たようなことを経験しました。
最近仕事がとても忙しくて、休みなんか取れない。。。。と思っていましたが、どうしても平日に休まなければならないことできてしまい、職場に迷惑がかかることを気にしながらも、休みを申請しました。
そうなると、その日までにやらなければいけないことがクローズアップされて、どんどん仕事が進み、当日は特に問題なく休むことが出来ました。
そんなもんなんですね。
宣言することによって、脳が自動的にその宣言を守らせるように働くようですね。
ビジネス書にもよく書いてあることですが、一回実践すると、その効果がわかりますよ^◇^b
次のコラムは、”第3章 「生き方・人生」”の章から
「”石の上にも3年”いないほうがいいこともある」です。
仕事、習い事、結婚、介護、姑さんとの同居など、今の自分が直面している状況にたいして、あなたはどれくらいのストレスを感じているでしょう。
もしも、そのことによって明らかに自分のエネルギーが奪われ続けているなら、世間の定説通りに「石の上にも3年」を目指すのはとても危険です。
自分がイヤなことつらいと感じることなど、エネルギーの消費が激しいことを続けていくと、「そのストレスは3年もあれば立派な病気になる」のです。
きっと、この言葉に救われる人もいるんでしょうね。
確かに、短い期間で仕事などを辞めたいというと、すぐに辛抱のなさを批判されますよね。
よく考えて、本当に自分には合っていなかったり、他にやりたいことがあるのなら、早めに判断したほうがいいですね。
私の好きな作家と言おうか、ビジネスマンの福島正伸さんは、最初の就職は、ひと月もっていないですから。
じゃぁ、どうやって辞めるかどうかを判断するか。
「心が完全に満たされている状態を100%」「充電切れで一歩の動けない状態を0%」として、現在の「心の充電レベル」が何%かを、自分自身の直感で判断するというもの。
エネルギーが出ていく一方で、逆に入ってくるプラスのエネルギーもあり、充電レベルがキープできていれば、それは、継続してよいと思います。
しかしどんどんレベルが低下している場合は、早めに撤退するべきでしょう。
直感でいいので、元気がどんどん減っていくのなら、辞めた方がいいというのですね。
新しいことをやるには、エネルギーが必要です。
心のエネルギーが減りすぎると撤退もできないで、その場で苦しみ続ける..なんてことになってしまわないように^◇^b
もう少し、紹介したいコラムがありますので、それは次の記事に^◇^/
幸せになれる1分セラピー