「約束される神」創世記3章14節~24節

 

15節「わたしは恨みをおく、おまえとおんなとのあいだに、おまえのすえと女のすえとの間に、

    彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう。」創世記3章14節~24節

 

 アダムとエバは罪をおかしてしまい、誘惑した蛇は呪われて血を這うようになります。アダムは汗に労働をする苦しみ、エバは子を産む苦しみが与えられることになりました。

所がへびに呪いの言葉をかけつつも神様は驚くべき約束をされるのです。初めの約束です。神様の約束を「預言」と言います。いわば、旧約聖書は預言の書です。どんな約束、どんな最初の預言であるかというと、罪を犯した人のための救い主の約束、預言なのです。彼らが罪を犯したその時、その場で救い主の約束をされました。神の愛を思わずにはいられません。その御言葉が3章15節「わたしは恨みをおく、おまえと女のあいだにおまえにすえと女のすえとの間に、彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう。」

 おまえ=へびをさしています。女=エバです。彼というのが救い主、メシヤなるイエス・キリストのかかとを砕きます。かかとを砕く=十字架につける。しかし、その十字架によって悪魔はそのかしらを砕かれて、致命傷を負ってしまうということです。死によって死を滅ぼし、救い主はよみがえって完全勝利をとられ、信仰者の罪をゆるし、よみがえりの命を約束して下さるのです。

人の約束はしばしば果たされないことが多いですが、神の約束は必ず実現します。クリスマスに‼真実な御方神の約束にみちた聖書のメッセージを聞きに!