※Amazon kindle unlimited契約があれば全巻月額で読めます。世界中のワインについて語られる漫画で読み応え充分でした!
漫画を読んでも、ワインは飲み物ですから、自分で呑まないと理解したことにはならず。
ソムリエの資格を持つ人は、ワインのバックボーン、歴史はもちろん、やはり呑んでテイスティングできることが求められます。
私は素人なので色々な手頃な赤ワインに手を出して数十種類飲んできましたが、漫画でよく出てくる「デキャンタージュ」は未体験。
ワインは、コルクを抜いてすぐ飲めるワインと、そうではないワインがあるようです。
すぐに”飲めない”ワイン(=ワインの世界では”閉じている”という表現だそうで)というのは、そのままでももちろん楽しめるのですが、ワイン本来のおいしさを引き出すために、儀式が必要とのこと。
儀式とは、タイトルにあるとおり”デキャンタージュ”のことでして、ある程度の時間、ワインを空気に触れさせ、酸化させることで本来の香り、味わいが”開かれ”、渋みが抑えられる、といった効果を得るため、ワインボトルから、デキャンタに移し替えることで、空気をワインに馴染ませるのだそうです。
漫画(神の雫)では、ワインを泡立てるようなことはご法度とありますが、素人ですし、時間がかかるデキャンタを使うのは手間がかかるなと思い、今までTRYしてきませんでした。
そこで、Amazonでボケーっとサーチしていたら、こんなものが!
ワインを注ぐ過程で、強制的に空気に触れさせる量を多くすることで、ワインを”開かせる”効果があるのだそうで。
今まで、ふつーに注いだワインと、デキャンタージュしたワインをそもそも比較したことがないため、”閉じている””開いている”の味の差もまーったくわかってません。
なので、今回は実験してみます!
味わうワインはこちら
クレランドルルージュ サンテミリオン(販売代理店 エノテカ)
もう少し安価なワインでよかったのですが、安価なワインを飲みつくしてしまい、私にとっては高価な5000円超過のワインしか在庫がないため、まずはこれでテスト!
そして、グラスも統一しないと意味がないので、こちらで統一
機材だけで1万円超えるとか、何やってんだかと思いつつ、何事も経験ですし、実際に味わってみないことにはわかりません!
※呑んでもわからない、という味音痴パターンは可能性大ですが(笑)
まずは、コルクを開け、ワイングラスにそのまま注ぎます。
※撮影しながらなので、おぼつかない注ぎ方ですがご愛敬(笑)
続いて、今回購入した、強制デキャンタージュ!
左が直に注いだもの、右側がデキャンタージュしたもの。
まずは、直で注いだものを味わう。
過去呑んだことがある赤ワイン クレランドルルージュサンテミリオンなのですが、やはり十分美味しい。
本当にデキャンタージュで味が変わるのだろうか?
呑んでみる。
ん?なんか味が複雑になったような??
思い出すために、直で注いだグラスを飲んでみる。
ふむふむ(それほど違和感はない)。
デキャンタージュしたものを飲むと、、、
やはり味が複雑!微妙に違う!
どちらも正直美味しいです!
ヴィンテージワインではありませんし、購入してから3か月くらいは自宅のワインセラーで寝かしておいたので、十分に落ち着いていて、抜栓後、すぐ飲んでも美味しくいただけます。
ですが!デキャンタージュしたグラスで飲むと、呑んだ瞬間から口の中に様々な味わいが広がってきます!
経験が少ないので「なんの味なのだ?」と聞かれると即答できないのですが、エノテカのカタログを見ると、カシス、ブラックチェリーが配合されているようで、こちらの味がより際立ってきているのかなと思われます(推測です(笑))
比較的味音痴で、辛い物以外はなんでも美味しくいただけ、その代わり安酒だけは気持ち悪くなるので受け付けない身体ですが、デキャンタージュの差はわかりました!
特許も取得している、ルーシャズ シャワーエアレーター お勧めです!
次回は、もう少し低価格帯の2000円前後のワインでもデキャンタージュの差が出るのか、試してみようと思います!