毎週のように、生活の合間を縫って、動画の編集を行ってます。

 

写真とコメントくらいであれば、それほどマシンパワーも食わないのですが、4K動画を、10倍速再生するような処理を入れると、動画の時間×6倍くらいの時間がかかります。

 

パソコンのスペックも悪くはないのですが、足りないのかな、と。

 

CPU:Core-i7 8700

メモリ:24GB(DDR4-2600)

HDD:NVME M.2 SSD

グラボ:GeForce RTX2060Super8GB

 

で、最近の動向を調べてみると、CPUパワーが型落ちのようで。

二年前の購入当時はハイエンドでしたが、すっかり時代遅れに。

 

色々とYoutubeにスペック比較動画がありまして、AMD Ryzen9 3900XTがよさそうだ、と。

 

コア数が、現在のCore-i7 8700と対比すると

 

6コア → 12コア

12スレッド→ 24スレッド

 

というように、単純に倍になります。

 

CPUだけ買えばいいのかというと、話は簡単ではなく。。。

 

Core-i7はIntel製、Ryzen9はAMD製ですから、マザーボードから交換が必要。

 

CPUクーラーは、せっかくなので新品を。
 

結局、3点購入となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

早速、組み立てしていきます。

 

まずはマザーボードを開封。

既存のモノよりグレードアップして、チップセットはハイエンドクラスのX570に。

 

まずは、NVME M.2 SSDをマザーボードにセットしていきます。
 

 

斜めに差し込んで

 

ねじ止めしてOK。

ついでに、CPUもセットしてみました。

5万オーバーの代物なので、爪折れたら泣くところでしたが、なんとかセーフ。

 

次はCPUクーラーを。

 

虎徹Mark2。強そうな名前のとおり、コスパが良いのによく冷えると評判で。

 

中には、

クーラーと

 

放熱用のでかいアルミフィン付きクーラーが入ってます。

 

周りに、CPUクーラー専用の台座金具を付けて、

CPUにグリスを塗ります。

 

ヘラで伸ばして、ばっちり。次は、CPUの上にクーラーを載せていきます。

 

セット完了!AMDはネジ2つでセットできるので簡単でいいですね。

 

メモリと干渉しないように、メモリ側から少し奥へオフセットされていて、よくできてます。

 

 

放熱フィンに、冷却用のファンを取り付けます。

 

風向きに気を付けないと、まったく冷えなくなるので向き注意ですね。

 

ばっちり装着できました。

 

ここまできて、やっとマザーボードを、パソコンのケースに装着。

 

ここからの、チマチマした配線が、一番めんどくさくて嫌いです(笑)

 

電源ボタンやLEDのちーさいケーブルを、1ピン単位でつないでいく、手先を使う作業。。。めんどい。。。

なんとかクリア。

 

あとは、ケースそのものの冷却ファンや、電源ケーブル類をつないで完了です。

 

とりあえずケーブルの接続はすべて完了!

 

 

はい、写真を見て、「忘れてるぞ!」と気づいたそこのあなた。

 

マニアですね(笑)

 

 

そうです、、、、、

 

 

 

このあと電源ONしたら、、、、

 

 

 

マザーボードから警告メッセージが出てきまして、、、

 

 

「グラフィックボードに電源ケーブルつなげよ」

と怒られました(笑)

忘れてました(;^_^A

 

まずは、BIOS画面でステータスチェック。
 

しっかり、CPU、HDD、メモリなど、周辺機器すべて認識されてます。

このとき、ケースファン3も接続していたのですが、認識されてません。

 

接続するピンを間違えていたので直して完了。

 

今回、OSの再インストールやドライバ追加などは何もせずとも、Windowsの画面が無事に表示されました。

最近のOSは、本当に手間がかからなくてラクチンですね!

 

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

CPU 12コア、24スレッドの化け物スペックになりました!

 

ではさっそく、先週のロードバイク動画(20分ちょい 4K動画 10倍速表示)をファイル出力してみます。

 

・・・・・

 

 

全く、時間短縮されてなーい(爆

 

結局、出力完了まで3時間待ちでした。

 

今回の投資は失敗です、交換前と大差ありません(笑)

 

 

編集ソフトは、PowerDirectorを使っています。

 

ただし、交換前からも、CPUやメモリ、グラフィックボードの稼働率は半分以下でしたから、ハードウェアの問題ではなく、PowerDirectorの仕様として、それほどマシンパワーを使わないように、遠慮する仕様になっているようです。。。

 

残念。。。。

 

パソコンでゲームをまったくやらないので、宝の持ち腐れスペックになってしまいそうでしたが、、、、

 

 

週1回行っている、パソコンのOSフルバックアップは、速くなりました!!!

 

・・・・・以上です(爆

 

ということで、PowerDirectorのエンコードを早くしたい!と思っている方は、パーツ交換する前に以下のチェックを

 

・CPUの稼働率が

 100%に張り付く → グレードアップ意味あり

 50%程度 → 意味なし

 

・メモリ使用率が

 80%近い → グレードアップ意味あり

 50%程度 → 意味なし

 

・グラフィックボードの稼働率が

 80%以上 → グレードアップ意味あり

 50%程度 → 意味なし

 

なお、AdobePremierなどを使っている方は、マシンスペックが早ければ早いほど恩恵を受けられるそうです。

 

PowerDirectorは、過剰スペックにしても、恩恵は受けられないようです。。。

 

ご参考になれば幸いです!!!

 

10年ぶりくらいにパソコンを自分の手でパーツ組み込みしましたが、たまにやると楽しいですね!

 

なお、2年前に購入したドスパラ デスクトップパソコンですが、当時から残っているパーツは

 

・メモリ

・電源

・DVDドライブ

・ケース

 

だけとなりました。。。

中身はほぼ別物です(笑)

 

取り外しした、マザーボード、CPU&クーラー。

 

捨てるのももったいないので、誰かに差し上げるように、1台、デスクトップPCでも組もうかと、少し思いました(笑)

時間があれば、ですが(;^_^A