私は5年前に夏休みを利用して3泊5日でニューカレドニアに滞在しました。
ニューカレドニアは日本ではかつて「天国に一番近い島」という小説で話題になりましたが、その島はニューカレドニア本島ではなく本島から飛行機で30分くらいのところにあるウベア島という島のことです。
ニューカレドニアは大小たくさんの島々からなり、その中でも特に、本島の南に位置し、さんご礁で囲まれた「イル・デ・パン島」はその自然の美しさが群を抜いています。
もちろん、私もそこへ訪れました。
5年前の写真を久々に開けました。(笑)

首都ヌメアから飛行機で約30分でイル・デ・パン島に到着します。

滞在したのはホテル・ド・コジューというコテージタイプの宿泊施設。
ここのオーナーは年齢が若い(おそらく30代)のに、日本語ぺらぺらでした。@@
しかもクレジットカードもJCBが使えました。(笑)

この島に訪れたなら必ず行っておいた方がよい場所。
それはオロ湾にある「ピッシンヌ・ナチュレル」という天然のプールです。
湾内、すなわち海水でありながら周りをサンゴ礁に囲まれているため波がほとんどなく、シュノーケリングなどを楽しむことができます。
そのオロ湾へは「ピローグ」と呼ばれる帆掛け舟ででかけます。

他のホテルの滞在者たちもぞくぞくとピローグに乗って目的地に向かいます。

上陸地点に到着し、ここからは亜熱帯のジャングルを少し歩きます。

そして目的地のピッシンヌ・ナチュレルに到着です。
どうですか、この見事なまでのグラデーションブルー。
写真の腕は全く必要ありません。(笑)
周囲には南洋杉がたくさん自生しているのですが、この「イル・デ・パン」という島の名前は「松の島」という意味で、この島の発見者であるイギリス人探検家・ジェームズクックが南洋杉を松と見間違えたからだと言われています。

当然ながら水の透明度は高く、泳いでいる色鮮やかな魚がよく見えます。
ホテルを出る時、朝食で出たパンの残りを持って行きなさいと渡されたのですが、どうやらここでパンくずをまいて魚を呼び寄せるのに使うようです。^^

しばし「青」に癒されたのちは、お昼ごはんです。
現地の女性たちがなにやら土の中に何かを埋めています。

埋めた上に焼けた石をたくさん置いていきます。
何となく埋めたものの正体がわかりました。^^

予想通り、ポリネシアでよく見かけるバナナの葉でつつんだ蒸し焼きでした。^^
タロイモや白身魚などを塩で味付けしたシンプルな料理。
味は、・・・素朴なおいしさでした。(笑)

ニューカレドニアはグアムやハワイに比べると認知度は低いですが、日本からの直行便も出ていますし、ハワイへ行くよりも料金的にもお安く行けるリゾート地です。
ニューカレドニアはフランス領ですが、ユーロは使えなかったように思います。^^;