ドコモのおサイフケータイにはDCMXminiというサービスがあります。
DCMXminiは簡単な審査で月々1万円までならすぐにiDが使えるようになり、使った分はケータイ料金と合算して請求されてくる仕組みです。
このサービスは非常に便利なのですが、DCMXminiを使うにはケータイ料金の支払方法を口座振替もしくは請求書払い、またはDCMXカード引き落としのいずれかでないといけないという点です。
これはクレオタ的には全くおいしくありません。^^;
唯一ケータイiD利用分をクレジットカード扱いできるのはDCMXなのですが、カードを取得していないと利用することができません。
iDが利用可能なドコモのケータイをお持ちで、DCMXカードをお持ちでない方やその他のクレジットカードでケータイ料金を支払っている方にとってはDCMXminiを利用する術がありません。
しかし、DCMXminiが使える状態(請求書もしくは口座振替支払い)にさえしておけば、ドコモの「モバチェメール」というサービスを利用することでiD利用分はもちろん、ケータイ料金そのものもこれまでどおりのクレジットカードで支払うことができます。
モバチェメールとは、ケータイ料金の支払いに使えるプリペイドカード「モバイラーズチェック」のメール版で、他人にプレゼントしたり自分に送ることができます。
メールの種類は1000円、3000円、5000円、10000円の4種類があり、すべてクレジットカードで購入できますが、残念ながらダイナースだけは使えないようです。^^;
そしてこのモバチェメールの金額はケータイ料金やその他のサービス利用料などすべてを含めたドコモからの請求金額と相殺することができるので、iD利用分を間接的に支払うことが可能になるわけです。
ダイナース以外のカードで購入できるということは、例えばアメックスでiDとクイックペイの二刀流も可能ということになります。^^
モバチェメールのよいところは、
■ 有効期限が3年間
余った分は当月以降に繰り越しができますので、例えばポイント優待月のあるクレジットカードを利用している場合、その月にまとめてモバチェメールを購入しておけばポイント優待分お得になります。
(ただし購入の上限が5万円)
■ キリのいい価格
4種類のメールはすべて「キリ」のよい金額なので、カード利用金額の調整が可能です。
■ カード会社への請求が早い
モバチェメールはおおむね購入から3日後くらいにはカード会社の明細に計上されてきます。
ですので、カード会社の締め日にポイントの調整のために購入してもその月の利用額に計上されますので、ポイントの取りこぼしを防ぐことができます。
ちなみに先月自分で実践してみました。(笑)
DCMXminiを含めた請求額がすべてモバイラーズチェックと相殺されて最終金額が0になりました。
・・・と長々と書きましたが、正直そこまでしてiDを使いたい!と思う人はいないかも・・・。(汗)
こんな面倒をしなくても素直にiDが利用できるクレジットカードを持つ方が簡単ですしね。^^;
ドコモのおサイフケータイを持っていて、iD発行できるクレジットカードを持ち合わせていなくて、月1万円くらいまでのコンビニ決済でiDを使いたくて、それをどうしてもクレジットカードで支払いたいけど、これ以上はカードを増やしたくない!という超マニアなクレオタさん向けの参考記事としてどうぞ。(爆)