本日の日経新聞の一面にクローズアップされていた話題です。
数年前、大和證券と三井住友FGが60:40の出資比率で法人証券部門の証券会社、大和證券SMBCを発足させました。
しかしながら、今年5月に三井住友FGがシティグループ傘下の日興コーディアル証券を買収したことをきっかけに両者の大和證券SMBCに対する今後の方針にずれが生じ、このたび提携を解消し三井住友FGの40%の株式を大和證券へ売却することになったようです。
これで大和證券SMBCは大和證券の100%子会社となります。
一方三井住友FGは証券大手の日興コーディアル証券を傘下に収めたことで、独自子会社のSMBCフレンド証券と2本立てで証券業務を執り行っていくことになるようです。
三井住友FGが日興コーディアル証券を買収したとき、大和證券と合併するのかということが注目されていましたがどうやらそれは完全になくなったといえます。
個人的に気になるのはその証券会社の行く末よりも「日興プラチナデビットカード」の行く末です。(笑)
日興プラチナデビットカードにVPCCのサービスが付帯しているのもこれまでシティグループ傘下であったことも要因の一つではないかと思うのですが、三井住友FGに移ることでそれがどうなるのか、もっといえばカード自体の存続がどうなるのかが非常に気になります。
三井住友カード自体もVISAプラチナを発行していますが、こちらのデスクはオリジナルだけでVPCCは付帯していません。
先月末には、カード入会基準が大幅に引き上げられたこともこれらのことが起因しているのではないかと想像しますが、今後の動きに注目したいと思います。