甘酢あんかけのタレにトライ(チキン南蛮)

ゴールデンウィークは混雑するので自宅に籠るのが常ですが、妻はアクティブに実家へ戻り、親戚との交流を深めています。その間、食事は自炊するつもりです。普段、朝食だけは私が作っているのですが、昼食と夕食は妻に頼りっきりです。妻が不在の場合、食事をどうするか、特に夕食をどうするかが悩みの種です。

 

いつも閲覧させてもらっているブログをチェックすると、食品が紹介されていたので、じっくりと読んでみました。(ユニゾンさん、ありがとうございます)

 

 

カルディのトルティーヤも惹かれたのですが、夕食むきではないし、カルディは自宅から徒歩40分と、ちょっと遠くて躊躇します。

 

そこで、「おたふく」の甘酢あんかけのタレを使って何か料理してみようと思いました。これなら近所のスーパーでも売っているはずです。

 

安価な鶏肉や豚肉を酢豚モドキに変えてしまう。

 

と書かれています。私は酢豚の甘酢あんかけが好きなので、試してみることにしました。

 

「おたふく」のホームページを見てみると、チキン南蛮のレシピが載っていました。

 

 

作り方がごくシンプルに書かれていたので、簡単に出来るのかなあ、と思ったのです。

 

肉を油で揚げるのは手間ですが、冷凍庫に鶏肉があって、すでに揚げてあるから解凍すればすぐ使えると記載されています。これを使えば油で揚げる手間を省けます。

 

近所のスーパーへ行って甘酢あんかけのタレと野菜を購入しました。

 

このようにして夕食にチキン南蛮を作って食べたのですが、味はイマイチです。というか、中華料理店で食べる酢豚の味を期待していたのですが、自分で作るとそんなに上手くいきません。失敗した原因を自分なりに考えてみました。

 

1、野菜が綺麗な千切りになっていない(形や大きさがバラバラ)

2、鶏肉の分量に比べて野菜の分量が少ない、特に玉ねぎが少なかった

3、甘酢あんかけのタレの分量を間違えた(おそらく不足していた)

4、フライパンに食材を入れるタイミングを間違えた(フライパンが十分に熱せられていなかった)

 

不器用な私は野菜を上手く切ることができません。そもそも、どのように切ったら千切りになるのかわかりません。野菜は綺麗な直方体になっているわけではなく、丸みを帯びており、かつ、形、大きさ、重さは個体差がかなりあります。それをどのように切ったら綺麗な千切りに揃えられるのでしょうか。

 

レシピでは、「鶏肉と野菜を甘酢あんかけのタレでからめる。」と書かれているだけです。料理に慣れている人ならこれで十分に理解できるのでしょう。でも、私はよく理解できませんでした。また、フライパンも、普段使い慣れていないので、コンロの火をどれくらいにして、どの程度の時間温めてから野菜や肉を入れれば良いのか。ソースを入れるタイミングとか、火を止めるタイミングとか、火加減とか、よくわからないのです。

 

このような情報は、言葉で説明するのが難しいのかもしれません。ファジーなものなんでしょう。フライパンと一口に言っても、素材や大きさの違いがあります。コンロの火加減にしても、火力の差とか、各家庭によって差があるように思えます。野菜の千切りにしても、その長さや幅は料理する人によって違いがあるはずです。

 

このように考えると、美味しい料理を作る手法(レシピ)を言葉で表すのは結構難しい、ということなのでしょう。

 

おそらく、毎日料理していれば、過去の経験などから予想がついて、だいたいこれくらい、という感覚が身に付くのでしょう。でも、ごくたまにしか料理しないと、そのような感覚がわかりません。

 

ともかくも、昨晩はチキン南蛮で1日目をやり過ごしたのですが、今晩の夕食はどうしましょうか。毎日同じメニューは避けたいものです。自分で自信を持って、かつ、ある程度満足できるメニューをいくつか作れると良いのですが。