私は自分の意識の始まりを覚えていて、まずそのことからお話します。
よほど居心地の良いところに居たのか、そこから離れたくないのにその居心地の良いかたまりのようなところから引きちぎられる様な感覚が私という人間の意識の始まりとして記憶として残ってます。
ずっとそこに居たいのに、行ってきなさいという強い意思が私を強制的に旅立たせたのです。
だいぶ駄々をこねたのを覚えています。
周りは暗闇の中で光の餅みたいな塊からひとり分引きちぎられてどこかに飛ばされました。
今思えばその強い意志が神なのか光なのか、何か命や魂の大本の存在なのかもしれません。
そして意識の状態ではまだ肉体がない状態なのです。
私たちは今肉体を着ているけど、肉体がなくても存在すると思います。