2010年度 社団法人新大隅青年会議所 理事長所信
社団法人 新大隅青年会議所
第32代 理事長 谷口 慶忠
【はじめに】
我が国では世界的な不況の影響や財政構造改革の推進による公共事業の削減等などの社会構造・経済環境の急激な変化がおこっており、私たちの郷土もその影響を受け、産業・商店街の衰退や過疎化・少子高齢化等の問題を抱え郷土が疲弊しているのが現状です。今、日本は明治維新のような時代の過渡期に来ているのではないでしょうか。松下村塾で吉田松陰は明治維新の礎を築く人材『志士仁人』を多く輩出しました。松陰は学問を「人間とは何かを学ぶことである」と言い、また「学者になってはいけない。実行しなければならない」とも言っています。学んだことを活かし実行に移す大切さを強く説きました。そして現状を変革しようという気概を内に燃えたたせている志のある人『志士仁人』により明治維新を成し遂げる原動力となったのです。JCは社会人の学び舎でもあります。これまで(社)新大隅青年会議所では「明るい豊かな社会を築こう」を胸に、さまざまな事業に取り組んできました。今こそJAYCEEは志を同じうする者相集い力を合わせ青年としての英知と勇気と情熱をもって現代の『志士』となり、仁徳のある『仁人』として,高い理想を持ち己の私利私欲でなく社会のために地域や家庭・未来を担う子ども達の為に「変革の能動者」としての責任を再度自覚し、学び実行しなければと感じております。
【まちづくりについて】
郷土を愛しているからこそ誇りとなる、その愛こそがまちづくりの原動力ではないでしょうか。この大隅の地で古くから伝わる祭りや文化、伝統、歴史を再認識すると共に、広域的な地域間連携としてつなげていく必要があると思います。その中で大きなツールとなるのが、国際中核港志布志港ではないでしょうか、このような地域資源等を活かしたまちづくりに積極的に参画し他団体や行政、住民との連携や懇親を深めこの郷土を愛する全ての『志士』のネットワークを構築するため協働し、我々が率先規範に郷土を変革する能動者となり実行するためメンバー全員が郷土の明るい豊かな社会を実現するため行動してまいります。
【ひとづくりについて】
我々JAYCEEは高い志を持ち私利私欲でなく世の為、人の為に行動する仁徳のある人間であるべきです。また誇りを持ち郷土を愛する人間でありたいと考えております。大隅の地には遺跡、素晴らしい自然、伝統や伝説・歴史があります。それらを次代を担う郷土の子ども達に伝え受け継いでいくことも私たち責任世代の使命でもあります。そして実際に体験し実感して貰うことにより、大隅の魅力を伝えて郷土に誇りを持つ、郷土を愛する仁徳のある『仁人』を育てるため行動してまいります。
【終わりに】
(社)新大隅青年会議所はメンバーも少なく、会員の半分近くが理事・役員であり個人に掛かる負担は多く、また経済状況が悪い中、JC活動を行うのは大変な時代に感じます。しかしこんな時代だからこそ自らを修練しリーダーとしての資質を高め、社会に奉仕する志を身につけ、自己成長に繋がる修練を行い、その過程で築いた友情は、私利私欲で物事を判断する時代では貴重な財産となり、なにより自己を鍛えることができる数少ない機会を与えてくれます。だからこそ私利私欲でない『志士仁人』として時代に求められるJC活動をメンバーと共に考え実行し、組織や仕組みが個々の負担にならないよう変革し、より良い(社)新大隅青年会議所に変えていきます。また共に学んだことを行動しJC活動を実践すれば、志を同じうする者が集まり(社)新大隅青年会議所が活気のある組織となり、ひいては明るく豊かな社会が実現できる『変革の能動者』として活躍できると確信しております。
【2010年度スローガン】
『志士仁人』
~こころざし高き変革の能動者であれ~
【基本方針】
1.郷土愛があるまちづくりの運動の推進
2.郷土愛があるひとづくりの運動の推進
3.他団体とのネットワークの構築の推進
4.志の高い会員拡大運動の推進
一年間、よろしくお願いいたします。
