こんにちわ
JCクリニック 受付 壽見でございます
わたしは、クリニックフロントの中で医療保険の請求を担当しており、
今回は保険証のハテナ
について少しお話いたします。
どうして医療機関にかかる時に保険証が必要なの
ここでは、保険証について患者さまからよく質問される内容についてお話致します。
昭和36年に国民皆保険制度が導入されて以来、日本国民の殆どが原則として、何らかの医療保険に加入しています。
保険証は医療保険に加入しているという証明書なのです。もしも医療保険に加入していない場合には、
診療に関わる医療費の全額を患者さま本人が負担しなければなりません。
医療機関に保険証を提示する事で、患者さまは窓口で医療費の3割や1割などの自己負担額を支払い、
残りの医療費を加入している保険者が負担するという保険診療を受ける事が出来るのです。
どうして変更もしていないのに毎月保険証を提示しなくてはいけないの
保険診療をおこなう医療機関では、厚生省が定める様々な規則のもとに保険診療をおこなっています。
その一つ「保険医療機関及び保険医療養担当規則」の第1章第3条に受給資格の確認についての決まりがあります。
「保険医療機関は、患者からの療養の給付を受ける資格があることを確かめなければならない。」保険医療機関ではこの規則に従い、患者さまへ保険証提示をお願いしています。
本来は受診するたびに保険証の確認をおこなうべきですが便宜上、毎月1回月初めに保険証の
確認を行っている医療機関が殆どの様です。
では、なぜ毎月なのでしょうか
医療機関では医療保険の各保険者に対し、毎月一患者さま毎の診療報酬書(レセプト)を提出しています。
このレセプト提出の際に、患者さまに提示して頂いている保険証の番号が必要になるのです。
レセプトの返戻(受理不可)を防ぐ為にも毎月毎の保険証の確認は必須なのです。
どうして保険証のコピーではいけないの
保険証の確認の際にコピーを提出される方が稀にいらっしゃいますが、受給資格の確認はあくまでも原本が原則です。
コピーでも受けつけている医療機関もありますが、本来は認められません。
近年では原本での確認を怠ったために資格喪失後の受診などの理由でレセプトが返戻(受理不可)になるケースが増えています。
その為原本での確認を徹底するよう各保険者等から指導や依頼も相次いでいますので、患者さまのご理解とご協力をお願い致します。
保険証の変更等で手元に保険証がないときは
もしも保険証の更新や変更の為に保険証が手元にない場合には、「資格証明書」があります。
これは医療機関では保険証と同じ扱いになります。
社会保険なら勤務先の総務課、国民健康保険なら各市町村区役所に申し出ればすぐに発行して頂けますが、急な発病の時には医療機関窓口に相談してみましょう。
又、退職・転職・就職・転居などあった場合保険証が変更になります。
まだ新しい保険証が手元にないからと言う理由で古い保険証を提示する方がいらっしゃいますが、
退職の場合は退職日、就職された場合は働き始めた時点で旧保険証の資格は喪失の扱いとなります。
旧保険証と新保険証の自己負担割合が違う場合には、レセプトへの影響のみならず当日のお会計にも影響してきますので、気をつけましょう。
初めての受診で保険証を忘れた場合会計はどうなるの
稀に保険扱いをしてくれる医療機関もありますが、殆どの医療機関では一時実費扱いになりま
す。
一時実費とは、当日の会計は患者様が全額支払い、後日保険証の確認ができた時点で保険
負担分(自己負担額以外)を医療機関が患者さまに返金するというシステムです。
その際遅くても月末までには必ず保険証を持参しましょう。
翌月になると返金を断る医療機関もありますが、
本来受診時に保険証を提示すべきところを、同月中の保険証の提示を前提に、医療機関側が便宜を図り一時実費扱いにしてくれたということなので文句は言えないのです。
保険診療を受けたい場合は保険証の提示が前提なのです。
勤務中に起きた事故などによりケガをした場合、保険は利くのか
勤務中にケガをした場合などは保険が利きませんが、
勤務先で「労災」の手続きを行うと医療機関の窓口で支払う自己負担分も勤務先が負担してくれます。
その際「労災指定医療機関」にかかると医療機関での窓口支払いはありませんが、
それ以外の医療機関では一旦診療に関わる医療費の全額を患者さまに支払って頂き、患者さまが勤務先から直接その医療費を頂くという形をとるところが多い様です。
当院は労災指定医療機関ではないので後者にあたります。
労災の場合は受診の際にその旨を伝えて下さい。
また余談ですが、愛犬家でもある私ですが、
そんな
わんちゃん
にも保険証があるんですよ。