失敗の本質(その原因と対策)を知る<余話> | 仕事力向上!スキルアップを目指すビジネスマンを応援|自立型ビジネスマン育成塾 塾長 金子誠志

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前回、日本経済新聞の朝刊コラム「大機小機」を題材に、
“失敗”の本質(「傲慢」の怖さ)に触れました。

◎「前回記事は」こちらから。

本日はその余話を。

ご紹介しませんでしたが、
記事内には以下のようなくだりがあります。

(以下、2014年2月18日付け日本経済新聞「大機小機」から引用)
米ワシントン・ポスト紙の名物記者、
ボブ・ウッドワード氏の近著「政治の代償」も、
オバマ政権が「傲慢」によってレイムダック化していく過程を
追っている。
(引用、ここまで)

レイムダックとは、直訳すれば「足の不自由なアヒル」。
転じて、政治の世界では「役立たずの政治家」を指します。

「Yes We Can!」を通じ、全米を熱狂させたのは2008年。
それからまだわずか6年・・・。

そのオバマ大統領に関する記事が、
2014年2月20日付け読売新聞に掲載されましたので、抜粋しましょう。

(以下、抜粋)
米大使人事、適正無視? 赴任国の知識なし
オバマ氏 支援者を続々指名

オバマ米大統領が大使に指名した民間人が
赴任予定の国に行ったことがなく、
その国の基礎知識にも欠けていることが次々と露呈した。
(中略)適正を無視した人事に批判が強まっている。
駐ノルウェー大使に指名されたジョージ・ツニス氏は、
ノルウェーに行ったことがあるかと聞かれ、「ありません」と答えた。
同国が立憲君主制であることも知らなかった。
(中略)駐ハンガリー大使に指名されたコリーン・ベル氏は(中略)、
ちぐはぐな回答を繰り返した。
4人に共通するのは
オバマ大統領や与党の民主党への巨額な支援だ。
(中略)任命の大使の赴任先は西欧の暮らしやすい国に集中(後略)。
(抜粋、ここまで)

記事に関するコメントは控えますが、
米国大統領とは、世界に大きな影響を及ぼす存在。
つまり、並外れた才能の持ち主と言えます。

“失敗”につながる可能性のある「傲慢」
それは最初は、「これくらい大丈夫だろう」に始まり、
徐々に成長、遂に自滅
、というパターンが一般的。

人は常に相手を評価します。

何を評価するか。
相手の言葉も対象となりますが、多くは行動に注目

人は弱い。
“失敗”の種は、次々に心の中に発芽。

だからこそ、自己批判が大切かと。

「傲慢」、気をつけねば・・・。

◎「“傲慢”回避策」については、こちらをご覧ください。