8月14日(水) 2024クラスターカップ(JpnⅢ) 3歳以上別定 1着賞金3000万円 盛岡ダート1200m 発走17:05





台風の影響で12日(月)実施予定が14日(水)に変更された真夏のダート電撃スプリント戦・クラスターカップ。今年から北海道スプリントカップが3歳限定戦に変わり同時期に開催、3歳以上ではこれまで以上に貴重なダート6F戦。今年は路線最高峰のJBCスプリントが佐賀1400mでの実施という事で、1200mがベストの馬にとっては今回のクラスターカップ、来月に控える大井の東京盃は大きな目標になってきます。JRA勢に関してはドバイで好戦したドンフランキーが登場、他にも路線での台頭を狙う新興勢力などそれなりのメンバー。対する地方勢・地元勢は厳しい印象で、期待は北海道から単騎参戦のスペシャルエックスがどこまでJRA勢に対抗出来るか。





◎7ドンフランキー(JRA)

昨年はプロキオンステークス、東京盃と重賞2勝。今年初戦のフェブラリーステークスは9着だが、骨折明けに加え、距離やペースを考えれば仕方ない結果。前走のドバイゴールデンシャヒーンはインコースから伸びたタズに引き放されたが、スタートから前を引っ張り世界の強豪相手にも通用するスピードを見せ2着に粘った。盛岡の馬場は昨年経験済みで、東京盃の勝ち時計から雨が降って砂が締まれば更に持ち味のスピードは際立つだろう。久々でも乗り込み量は十分で、海外遠征帰りでも力は見せてくれそう。

○5スペシャルエックス(北海道)

兵庫ジュニアグランプリ2着、兵庫ゴールドトロフィー3着とダートグレードでも好走している北海道の強豪。2走前のオグリキャップ記念は枠順的に出してハナへ、道中も常に馬体を併せられ厳しい展開になり8着。前走のポラリスサマースプリントは逃げた馬の2番手を追走し、直線早め先頭から後続を振り切って優勝。昨年の兵庫ゴールドトロフィーの内容からJpnⅢなら十分に通用する力はあるし、3歳で挑戦した昨年のクラスターカップでの経験も地力が増した今回に活きて来そう。以前より脚質に自在性が出て成長が感じられるし、ここでもスタートを決めて先団を見る位置を上手く追走出来ればチャンスはある。

▲11クロジシジョー(JRA)

今年はオープン特別を2勝、東京スプリント2着とキャリアハイの成績。重賞初挑戦になった22年カペラステークスは8着に終わったが、その後徐々に力を付けて本格化。前走の東京スプリントは後続が伸びあぐねる馬場の中、自身は後方待機から直線インコースから良い伸びを見せ2着に入った。近走から地力強化は明らかで、これまで締まった砂で好走しているように時計が出やすい盛岡ダートも対応出来そうだし、左回りも問題無い。ラストはしっかり脚を使える馬だが、勝ちを狙うなら先団直後の位置は欲しいところ。前が苦しくなるペースなら。


△9ケイアイドリー(JRA)、2ジレトール(JRA)、12コスタノヴァ(JRA)、10キモンリッキー(岩手)




馬券は7ドンフランキー中心の三連単で買いたいですね。