明日、姫路競馬場で1400mの地方全国交流重賞・兵庫ウインターカップが行われます。

昨年の兵庫(園田)ウインターカップはナチュラリーが優勝。

発走は16：05です。

地元・兵庫7頭、浦和2頭、川崎、名古屋、高知から各1頭、計12頭で争われます。

今年で第5回を迎える短距離重賞・兵庫ウインターカップ。

第1回から昨年までは園田競馬場での実施だった為、〝園田ウインターカップ〟でしたが、今年は姫路競馬場で行われるので〝兵庫ウインターカップ〟に変更されました。

第1回はトウケイタイガー、第2回はドリームコンサートが優勝、そして第3回、第4回は今年も出走しているナチュラリーが連覇。

ナチュラリーは4歳時の第2回にも出走しており、今回で4年連続での出走、同レース3連覇が懸かります。

しかし前年までの兵庫ウインターカップは地元・兵庫所属馬限定重賞。

今年から地方全国交流重賞になり、強力な先行勢・遠征馬を迎えてのレースで、3連覇が懸かるナチュラリーにとっては試練とも言えますね。

もちろん、他の地元勢も短距離路線のトップホースが多く出走し、面白いレースになりそうです！

それでは兵庫ウインターカップの予想を紹介します。

評価順で。

◎3ナリタミニスター

○5エイシンエンジョイ

▲7アンタエウス

△9ナチュラリー

△2トーセンレビュー

△10ミカエルシチー

△4メイプルグレイト

本命はナリタミニスター。

(2020年・新春賞出走時)

一時期は兵庫に転入し2連勝、2019年JRAから兵庫に再転入後は重賞3勝、通算17勝をあげている兵庫短距離界トップホースの1頭ナリタミニスター。

特に昨年は重賞3勝を含め、非常に飛躍した年になり、年末のダートグレード競走・JpnⅢ兵庫ゴールドトロフィーでは52キロの軽ハンデだったが、強力な遠征馬相手に後方から末脚を伸ばして4着と健闘。

直線手前ではJRAサクセスエナジーにインコースに入られた為、外を回す形にはなったが、船橋・サロルンを交わしたレース振りは非常に高い評価が出来る内容だった。

今回は強力な先行タイプが多く揃ったが、好位～中団からでも脚を使える馬で展開も向きそう。

姫路コースは昨年1月のオープン特別を勝っているように不安は無いし、JRA勢不在の今回は前回より大幅に相手関係が軽くなるのは魅力的。

対抗はエイシンエンジョイ。

(2020年・兵庫ゴールドカップ出走時)

重賞通算6勝を誇る兵庫トップスプリンターの1頭であるエイシンエンジョイ。

近2走は着差が開いた敗戦になったが、3、4走前には重賞を連勝しているように急な能力の衰えは考えにくく、逆に実績は言うまでも無い馬なので人気が下がる感じの今回は馬券的に絶好の狙い目。

ハナを切って逃げるのがベストの馬だが、過去は番手からでも好結果を出しており、今回はハナを主張しそうな馬が多く揃ったが、スタートしてすぐ好位に付ける形を取れば前走のように大きくは崩れないと思う。

姫路競馬場は初めてになるが、笠松など遠征先でも重賞勝ちがある馬なので、そこまで気にする事は無いだろう。

遠征馬5頭の中では名古屋のアンタエウスを上位に取りたい。

(2019年・毎日杯出走時)

2019年3歳時には重賞2勝をあげ、その後も地方所属馬同士の交流重賞でも健闘、一時期の兵庫転入を経て再び名古屋で力を付けて来たアンタエウス。

何と言っても2走前に名古屋最強のカツゲキキトキトを3馬身引き放して優勝しているのは光る成績。

1番人気に支持された前走のマイル争覇ではスタートからダッシュが付かず、鞍上がステッキを飛ばしても進んで行かなかった。

向正面でも挟まれる感じの不利を受けており、それでも最後まで渋とく伸びて4着に入った辺りは改めて力は見せたと言える。

先行激化が予想されるメンバーだが、アンタエウス自身は脚質に自在性があるので、状況に応じた立ち回りが出来る。

人気はあまりしないと思うが、前走からの巻き返しを警戒したい。

馬券はナリタミニスター中心の三連複で買いたいですね。

2021兵庫ウインターカップ(重賞)予想