なんと、プラクティスなしでした。なめてますね。
用事ができたり、体調が悪かったりで、プリプラクティスに行けなかった。
前日はしっかりプラしようと思ったのですが、朝から大雨で意気消沈。昔の俺なら、雨でも朝から出て行ったと思うのだが、なかなか寝袋から出られず。10時頃までだらだらしてしまった。
とりあえず、漁協にシーズン券を買いに行ったのだが、雨は強くなる一方で、結局ボートを出さなかった。体調万全で望みたかったのと、翌日晴れなのに防寒着を濡らしたくない。さらに、雨の中釣りしてボートの電気系を壊したり、なんか凍ったりしたりすると嫌だなぁとマイナスイメージばかりだったので、釣具屋巡りしたあと、ファミレスでパソコン広げて仕事をしていた。
そして15:30頃早めに宿にチェックインして、ラインを巻き変えたりリグったり、準備はしっかりしておいた。
■試合1日目
晴れだが、朝から強風。前日の低気圧が通過したせいで、朝から西風が強い。いかにも冬の河口湖っていう感じの天気だ。
プラをした選手の話を聞くと、とにかく釣れていない感じ。河口湖は何年も通っているので、釣りに行けない間もそれなりに作戦を考えていた。
とにかく釣れていないので、魚が動いていないのだろうと思い、リアクション要素の大きい釣りを考えた。1日目はメタルジグを中心に、ディープを釣っていくことにした。
最終フライトだったので、空いている場所に入るしかなかったが、2年前の冬に1500gのバスを釣った、鵜の島南のディープにあるハードボトムが空いていたので、そこからスタートした。
GPSを見ながら8m~10mのピンスポットを釣る。メタルジグを中心に、たまにフットボールジグ+ビッグダディ、ポークのダウンショットをローテーションした。
魚探にはいろいろな魚が映るのだが、スレでヘラブナが釣れただけだった。魚探に映るのはヘラボールだけなのか?ワカサギかシラウオの群れに、太い影が付いているので、それをバスと信じて釣り込むが反応なし。
次に今年から解禁になった黒岩ワンドを見に行った。シャローの溶岩をチェックする人が入れ替わり立ち代りいたが、自分はちょっと深いレンジをチェックした。ウィードでもないかな?と思い広範囲にチェックしてみたが、たまに枯れたウィードが引っかかってくる程度だったので、早めに移動。こんなこと、プラで確認しておくべきことは、重々承知だ。
そして、これも冬の定番、鵜の島西~南の溶岩ハンプ。魚短の映りはまあまあで、ワカサギやバスらしき影がが映るのだが、評判どおり全く反応なし。
朝一入ったハードボトムで帰着まで釣りをし終了。
■試合2日目
なんと初日の検量人数が12人(139人中)だけ。自分が釣れないのはともかく、あまりの釣れなさにびっくりした。ディープは初日やり切ったが不発だったので、2日目はシャローからミドルレンジをジャークベイトを中心に探ることにした。
この日も最終フライト。しかも最後から7番目という遅いスタートだったので、空いているところを探しながら釣ることにした。鵜の島南岸の溶岩帯に到着。前日はディープを釣っていたが、この日はシャローから3~4mのミドルレンジをサスペンドミノー、サスペンドシャッドでゆっくり釣る予定だった。釣り開始早々、近くの選手がバスをキャッチ。気分的にちょっとプレッシャーがかかりつつ、魚がいることを確信できた。
前日もこの近くで魚を掛けている選手がいた。ステージングの魚は、コンタクトポイントなどと呼ばれる、いい場所に固まる傾向があると信じて、ルアーを引き続ける。開始軽くトウィッチして3~8秒ポーズをとるという気長な釣りだが、バスがいると信じて、スローな釣りを展開する。
釣りには行けなかったが、家でルアーのサスペンドチューンをしっかりしてきたので、ロングポーズでもすぐにルアーが浮いたり沈んだすることがなく、よりゆっくり探ることができた。
それでもバイトはない。しばらくすると別の選手がバスをキャッチ。エリアは合っているんだということを確信しながら、さらに釣り込む。ときどきルアーローテーションをすることにより、自分の集中力も維持するようにした。
この日は1日、鵜の島南で粘ったが結局バイトがないまま帰着となった。
上位入賞者のコメントを聞くと、全体的にシャローでの展開だった。サイトやブラインドで数少ないバスに口を使わせた選手が表彰台に上がった。
2日間1匹ずつ確実に1匹ずつの魚を持ち込んだ野村選手と荻野選手がワンツーフィニッシュ。初日に4100gのロクマルモンスターを持ち込んだ本堂選手が3位。2日目に2匹のバスを釣ったただ一人の選手、柴田選手が4位。2日目に2770gのビッグバスを検量した小池選手が5位となった。
今年からチーム戦も始まったが、われら「チームα-sight」は星野選手、後藤選手ともに2日間ノーフィッシュで、撃沈だった。