皆さんこんにちは、ラムです☻
今回は、書店に足を運んだ際に気になった
素敵な絵本をご紹介したいと思います。
あらすじ
「どしゃぶり」
文／おーなり由子
絵／はた こうしろう
夏の晴れた空の下
男の子がお散歩に出掛けると、突然黒い雲が…！
男の子がお散歩に出掛けると、突然黒い雲が…！
『ぽつっぽつっ』と傘に落ちてくる雨は、
次第に強くなっていきます。
次第に強くなっていきます。
『ばらばらばらっ』『ずざあ ずざあ』『じゃばばば』
と、色んな音を立てて雨が歌い出す。
と、色んな音を立てて雨が歌い出す。
最初は雨の音を『うるさい』と思っていた男の子も、
雨と会話をしているうちに楽しくなり、
やがて傘も置いて靴も脱いで雨との楽しい時間を過ごします。
感想
移り行く天候
夏は暑い晴れの日が多い中、急に大雨が来る事も多いですよね。俗に言う《ゲリラ豪雨》というやつです。
しとしと…と続く梅雨とはまた違った雨の表情に、季節感を感じました。
個人的に、土砂降り雨があまり好きではありません。
濡れるし滑るしベタベタするし寒くなるし…
でも、この絵本を読んでみて
『子どもの頃は雨が好きだったなぁ』
『雨ってこんな気持ちで会話しているのかもしれない』
と、ワクワクした気持ちにさせてくれます。
雨は特別
"空から水が降ってくるなんて…！"
雨は、子どもたちにとって不思議な存在。
以前勤めていた保育園の子どもが
「雨は神様のおしっこだよ！」
と得意げに教えてくれた事がありましたが、本当に想像豊かだなと感じます。
雨の日に欠かせない傘も、子どもたちが大好きなアイテムのひとつですね。
バッと開く大きな傘を、くるくる回してみたり空に高く上げてみたり…長靴なんか履いちゃった日には、つい水溜りを探して中に入りたくなります。
もし雨の日にこの絵本を読んでしまうと、傘を置いて雨に濡れて楽しんでしまう子もいるかもしれせん…！
風邪を引かないように要注意ですね！(笑)
読み聞かせのコツ
この絵本のメインである雨の音は重要ポイント！
『ぽつっ…ぽつっ』とゆっくり小さく読んでみたり、『ずざあああああああ！』と豪快に大きく読んでみたり。
多彩な表現溢れる擬音語に注目です。
子どもたちはオノマトペが大好き！
一つひとつの言葉を確実に読む事で、子どもたちも真似して声に出してくれること間違いなしです。
是非子どもたちと一緒に読むのを楽しんでくださいね！
ゆっくり室内で過ごす雨の日が、更に楽しい時間となりますように。