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「秒速5センチメートル」という短編アニメーション映画をご存知でしょうか?
最近某国でのパクり疑惑が話題になりました。
僕はこの作品がとても好きで、最近またDVDを見たんですが
やっぱり何度見てもいいですね。鳥肌が立ちます。
ストーリーといえば、単なる失恋物と思われがちですが
テーマは"距離""速さ"そして"日常"。
きっと見る人それぞれ、自分の思い出を物語に投影するのではないでしょうか。
映画っていう映像作品は、ストーリーや台本、役者、音楽、衣装等様々な要素どれ一つ欠けても
良い作品は生まれないと思うのですが、個人的にこの作品は全てのバランスのとれた名作だと思ってます。
自主制作レーベルで創られた作品とは思えません。
主題歌の山崎まさよしの"One more time, one more chance"も絶妙。
偏った目で見られがちなアニメ-ション作品ですが
経験ない方も是非一度見て頂いて、同じ気持ちを共有してもらえると嬉しいですね。
そこで今回紹介するのはその「秒速5センチメートル」の監督である新海誠氏の作品達。
何を隠そうこの方、筆の方も達者です。
ご存知の方もいるとは思いますがあの文学誌"ダヴィンチ"で連載されていた
「秒速5センチメートル」の小説版。
映像作品の小説版というと商業戦略がちらちら見えてあまり良いイメージがなかったのですが
今回は監督自らが執筆という事で、少し状況が違う。
作品の出来は色々言われるところがあるようですが、個人的には好きな作品の一つです。
本文中で筆者も述べていますが、やはり映像作品で語れる事と文字を通じて語れる事は違っていて
全く同じ世界観が表現されているわけではありません。
映像では絵から抽象的に汲みとる事も言葉では否応なく叩きつけられるわけで、
そこに微妙な違和感を感じる事もあるでしょう。
もし、映像作品の方の世界観を大切にしたい方はあまり見ない方がいいかもしれません。
ですが、一方言葉で規定される分登場人物の心の機微を知る事が出来たり
映像作品では語られなかったストーリーもあったり、映像作品と小説が相互補完になってる面もあります。
これ読むと、ラストシーンとか大分印象変わりますね笑
そしてもう一つ、新海氏の背景美術画集です。
新海氏は監督ですが、同時に背景美術も担当してます。
この作品の最大の魅力は美しい背景にあると言えば多くの人に納得してもらえるでしょう。
リアルなんだけどリアルじゃない。人の印象に残る部分を描く。
この作品の一つのテーマである"日常"が背景美術に活きています。
B5判という事でサイズが小さいという声もあるようですが
個人的にはかなり満足しています。まあもっと大きいサイズで見れるなら見たいですが。
作品の制作手法なども細かく載っていて、そちらに興味のある方も満足するはず。
本画集は、新海氏が自主制作で活動した"ほしのこえ"から"雲のむこう、約束の場所""秒速5センチメートル"
そして最近信濃毎日新聞のCMで使われた背景美術作品が収められています。
一気に時の人となった新海氏。
最近では大成建設(地図に残る仕事ってヤツ)のCMなどで新海氏のレーベルが活躍してるみたい
(新海氏は参加してないみたいだけど)。
これから大注目のクリエーターです。



いいっ!!

映像へに入口として

さまざまなストーリーを無理して繋いでいる意味は?






