痛みを癒す 力を取り戻す -4ページ目

痛みを癒す 力を取り戻す

エネルギー医療、トラウマの癒し、悟り(非二元)など

あなたはこれまで自分の心の傷や、いつまでも残る傷跡を本当の強さに変える可能性について考えたことがありますか?

 

私たちは、ときに人生で深い傷を負うような経験をします。

しかし、そうした傷は、私たちを弱めるものではなく、むしろ大きな可能性を開く鍵となります。

痛みとは何かの終わりや、何かを諦めることではなく、大きな変容の始まりです。傷によって自分が壊れてしまったと考えるのではなく、傷は、それぞれの魂が自らの偉大さを再発見する旅の始まりなのです。

 

ここで言いたいのは、痛みを無視したり、大丈夫と無理に装ったりすることではありません。そうではなく、痛みに正面から向き合い、それが自分自身を定義するものではなく、自分がなりうる姿を教えてくれるものと見るのです。

 

あなたはこれまでとは違った視点で自分の傷を見つめ、それを変容と癒しの力に変える準備ができていますか?

これまで、自分の傷とどのように向き合ってきましたか?

その傷があなたを強くする可能性について考えたことはありますか?

 

私たちは、トラウマや感情的な傷について話すとき、それらを避けるべきものや、隠すべきものと考えがちです。痛みを隠し、他人に見せないようにする誘惑にかられた経験は誰にでもあるでしょう。それは当然のことです。誰でも痛みや不快なものから逃げたくなるものです。

痛みから逃げたり、心の奥底に押し込めたりするのではなく、正面から向き合い、勇気をもって受け入れてみましょう。

痛みを受け入れることは、変容の第一歩です。

それが存在することを許し、その存在を認めることで、癒しのプロセスの道が開けます。

 

多くの人が思うように癒しとは痛みをすぐに取り除くことではありません。むしろ、痛みがもっと大きな物語の一部であると理解することです。痛みが存在することを受け入れたとき、その痛みが持つ本当の力に気付き始めます。

 

痛みは、必ずしも耐え難い重荷である必要はありません。むしろ、それは本当の進化を追求するための推進力となり、霊的成長を助け、あなたをより強くするものです。

痛みを否定するのではなく、それと意識的に共存し、それがあなたを定義するものではなく、変容の道を教えてくれる教師であると認識することが重要です。

 

持っているすべての傷跡には、それぞれの教訓があり、あなたが本当は何者であるのか、何を学ぶ必要があるのか、そして何を他者に教えることができるのかについての機会を与えてくれます。

 

困難な瞬間を経験するとき、それが何を意味するのか内省するチャンスがあります。すべての傷は独自の知恵を持ち、それにより想像もしていなかった成長が可能になるのです。

自分を傷つけたものを新たな視点で見つめることで、それらの困難が、実際にはあなたをより強く、より賢い存在へと成長させるための訓練であったと気付くでしょう。

 

痛みが、自分自身をより高いところへ導いてくれたと気付いたとき、あなたは、プロセスの完全性に気付き、その痛みへの感謝の念が湧いてくるでしょう。そのとき傷は、その役割を終えるのです。

 

あなたは自分の痛みを力へと変える準備ができていますか?

過去の鎖から解き放たれ、より高次の目的と調和して生きる準備ができていますか?

 

あなたは過去に起こったことによって定義されるのではなく、あなたがそれにどう反応したのかによって定義されるのです。

その傷を光、知恵、力へと変容させて下さい。

 

そして、あなたの物語、あなたの旅路を他の傷を負う人たちと共有して下さい。あなたが他者の傷を癒すのを助けるとき、あなた自身の傷もまた癒されるのです。