親戚の家から帰る時
バス賃が足りないので
母は姉だけ連れて
内緒で帰った。

置いてかれた自分は
暫くごねたが忘れて
遊んでいた。

暫くして父が迎えに来たが
年配の従兄弟と部屋に
隠れていた。

しかし父に呼ばれて
つい返事をしてしまい
夜道を父のバイクの後ろに
結えられ帰った。

森茉莉の『ボッチチェリの扉』が
書かれたのはたぶんその頃?