ディープ・パープル
ディーペスト・パープル(紙ジャケット仕様)

ROCKで、むらさきというと、このディープパープルとジミヘン

が代表的かな。

ジミヘンの話は今度書く事にしておいて、今回はこの

ディープパープルのベスト盤について書こうと思う。

これも、よく知らない人が聴いても有名な曲が多く

意外と、へぇ~っていう曲もあるのではないか。

このバンドはメンバーがころころ変わっており

今のディープパープルのメンバーは自分もはっきりと

把握はしていない。

ただし、’70のハードロックの一角のバンドであったのは

間違いはないしオルガンやキーボードを使い

ポップながらもそれ以降のハードロック路線を変えたのも

事実?であろう。

そんなディープパープルの入門盤というべきアルバムが

これである!


チャーリー・パーカー, チャールズ・ミンガス, バド・パウエル, ディジー・ガレスピー, マックス・ローチ
ジャズ・アット・マッセイ・ホール

このメンバーはJAZZ界にとっての

オールスターに選ばれる人らである。。

もちろん、この人たち以外にも、ものすごいメンバーがいるのだが・・・

チャーリーパーカーはレコード会社などの問題でこのアルバムにはチャーリーチャンと

なっているが、やはり全員がすごいメンバーだ。

ただ、演奏の方は多少いい加減になっている(汗)が、普通に

聴こえるから、それもすごさであると思う。

なぜ、いい加減かと言うとちょうど、このときにボクシングの試合があり

メンバーが見たがっていて、アドリブを早く終わらせると言う意図が

あったという裏話もある・・・

そういう裏話を聞くと、人間性がわかってそれも聴くきっかけとなるのではないか。


ニッキー・ホプキンス
夢見る人

このニッキーホプキンスというひとは、ローリングストーンズのShe's the rainbow

(何年か前にMACの宣伝のときにかかっていた曲)やジョンレノンの

ジェラスガイという曲のピアノを弾いていた人である。

そんなこんなでこのアルバム、、大ヒットした曲はないのだが

非常にだらだらしてるのでもなく、バラードもありの、のりのりのありの

非常にピアノをメインとしながらもRCOKをしていて耳障りが全くない。

ゲストミュージシャンもジョージハリスンや、ミックテイラー、ライクーダー

など相当たるメンバーも参加しているのでJAZZとは少しかけ離れているが

大変聴きやすく必聴のアルバムと言えよう。

山下洋輔
センチメンタル

以前、この山下氏の本について書いたが今回はそのアルバムだ。

これに演奏している曲は、すごい有名曲で聴きやすいかと思う。

センチメンタルと言うタイトルだが、いい意味であまり

センチメンタルにはならない・・・というのもこの山下氏の特有の

奏法だと思うからだ。

ちょうどこのアルバムが出た後か出る前ぐらいにライブを

やっているのだが本人もめちゃめちゃクラシックと言っているので

そういうことである!?

でも、そう言いつつも聴かせられてしまうのは

山下氏の魅力なのであろう。

Dave Brubeck Quartet
Time Out

上の黒い部分は、本来はありませんのであしからず・・・

で、このアルバムは、何といってもTAKEFIVEという曲があることだろう。

CMでもかかっているし、どこかで聴いた事があるはずだ。

自分も未だ小さい頃、CMでかかっていたのを聴いて

今日のタイトルどおり、これジャンルは何になるのだろう?と

思っていた。

そもそも、TAKEFIVEという曲は4分の5拍子と言う変拍子の曲なので

初めて演奏するのに慣れないと結構難しい。

また、TAKEFIVEという曲以外にも前にも挙げた、プログレの

キースエマーソンと言う人のロンドという曲の原曲(トルコ風

ブルーロンドという曲)も入っている。

原曲というか、パクリだ・・・(笑)著作権大丈夫なのかなと

他人事ではあるが心配になる・・・

そういうのも含め、結構気軽に聴けるJAZZアルバムともいえよう。

Sonny Clark
Cool Struttin'

このジャケット、タイトルどおりフェチではないですが

自分の好きなジャケットの一つです。

昔の都会という表現がすぐにわかるというか・・・

で、このタイトルの曲が、またいいんです!

JAZZの名曲の一つであると思いますが

スローテンポで、曲もブルーノートスケールと

いう音で構成され、ブルージーというか、

なんというか・・・

また、先日亡くなったジャッキーマクリーンも

ここで、泣きのSAXを吹き、しんみりとアルバムを

見ながら、曲をじっくりと聴くのもいいかも・・・

Santana
The Swing of Delight

今夏、サンタナやKISS、ジェフベックが来日する!

そこで、サンタナだ!

これまでも、ラテンの曲をやったり泣きのギターを弾き

情熱のあふれるギターリストであるが、このアルバムは

その音色とJAZZミュージシャンとの競演のアルバムである。

JAZZミュージシャンと言っても今までに、数回出ている

ハービーハンコックらなので、クロスオーバー的な音楽

だから、聴きやすいと思う。

このアルバムのとおり、ジャズのいいところがかなり

あるので、是非喜んでいただきたいものだ。

ジャッキー・マクリーン, スコット・ホルト, ラモント・ジョンソン, ウディ・ショウ, ジャック・ディジョネット
デモンズ・ダンス

4/1にあるサックス奏者が亡くなった。

その人こそ、ジャッキーマクリーンである。

マイルスの自伝によれば、このマクリーンと言う人は10代の頃に

何と言う曲可を忘れてしまったが、あるスタンダードが吹けなく

マイルスに怒られたが、その後、しっかり吹けていたということを言われ

きちんと努力をしていたのであろう。

ちなみに、LEFT ALONEのSAXもこの人である。

で、今回は’67年に出したアルバムで

中でも、SWEET LOVE OF MINEという何だかバラードぽい曲が

あるのですが、バラードではなく、なかなかノリのいい曲です。

この曲は、日本のトランペット奏者の日野テルマサも、カバーしていて

それも、なかなかいいアレンジをしていますので、よかったらどうぞ。


ザ・ビートルズ
ザ・ビートルズ

いわゆる、通称ホワイトアルバムである。

真っ白で、The BEATLESという文字が浮き彫りになっているが

CDではそれが表現できないため、文字が印刷されているので

本来は、このタイトルどおり本当に真っ白なアルバムである。

このアルバム自体、ビートルズがどのような方向性にいっているか、

どんな音楽がやりたいのかがわかるアルバムだと言える。

ヘビメタに近いような音楽もあれば、弾き語りの曲もあれば、

前衛的な音楽もあるからである。

このアルバムを聴くとこれは、’68の作品なのだが

まるで70年代の音楽を予兆させるものが

ぎっしり詰まっているように思える。

で、今聴いても、古い音楽だと思わせないのが、

さすがビートルズだと改めて思う。

Ornette Coleman & Prime Time
Virgin Beauty

ちょうど、今、このオーネットコールマンと言う人が来日している。

この人はフリージャズを作った一人とも言われているが、当時のものは

かなりまともなこと?をやっていた・・・

フリージャズとは、かなりアバンギャルド的な音楽で難解だといえる・・・

はまると、すごいはまると思うが何も知らない人は、すぐに嫌になってしまうだろう。

とはいえ、このアルバムはその難解さが全くといっていいほどない!

というか、むしろJAZZの初心者でも聴きやすくROCKというか

FUNK?というかノリのよい音楽である。

自分も初めて聴いた時、あのオーネットコールマン!?と

驚いたものだ。。。

来日していることだし良かったら聴いてみてはどうだろか?